東京都のSんさんから
私は、今まで、世の中の事に対して、ふーん、で
終わらせすぎていたことに気が付きました。こういうことが起きたら、次どうなるのか?
本当は次の次の次くらいまで読みたいですけど、
まずは次だけ考える癖をつけて、それが自然に
できるようにします。今、住川先生に頂いた教科書を読んでいます。
実は、もっと簡単に読めるかな?と自分では
思っていたのですが、まったくそんなことはなくて、
目からうろこ、というか、今まで知っていた知識を
いかにおろそかにしていたのか、と言うことに
気が付きました。自分なりに、なんで今まで知っていたことを
改めて勉強して、それが大切なんだ、と
思い直したか考えてみました。林輝太郎さんも言っている、あてもの売買の
発想だったからだとおもいます。
自分ではあてもの売買はダメだと思っていても。だから、罫線の型を見ても、確かにそこでは
下ひげ多いけど、下げトレンドの真ん中でも
出てるときあるし、反転していかないじゃん
=>使えない(当たらない) しかも、
統計も取らず、チャートをちょっと見て判断。それがいまだに記憶にこびりついています。
セットアップ探しも同じ理由ですね。
先生の教科書を読むたび、背筋がピシっ、ピシっ
となっていくのが自分でも分かります。さて、先生にお聞きしたいことは、
(途中省略)全然あてものが抜けていないからなのかも
しれません。手を動かす、大事だと思いました。
やらないと、こういうことが分かりませんでした。頑張ります。
>さて、先生にお聞きしたいことは、
ちょっと違うんですね。
やっぱり 「当てに行こうとしている」と見えます。
トレードは、
入る
途中の維持管理
出る
というプロセスを経る必要があるんですが、
どうしても「入る」にばかり気を使います。
3つのプロセスがあるので、「入る」は
たかが3分の1にしかなりません。
「入る」に成功したところで維持管理や
出ることを疎かにすると利益になりません。
早い話が、「入り」はそんなに
重要ではないということです。
3分の1以下の要因だと私は考えます。
だからと言って疎かにして
良いわけではありません。
しっかりと相場参加者の意図を汲み取り
行動を起こすことは大前提です。
ポイントは、「確率」です。
どんなにいい「入り」をしたところで、
その後の動き次第では儲けになりません。
トレンドフォローの場合、
勝率はせいぜい3割前後。
10回のうち7回は利益にならない
トレードです。
このことを忘れてはいけません。
「確率」の世界だということを
腹の底から理解して欲しいと思います。
そのために統計作業が重要になってくるんです。
⇒ https://fporgon.info/customer/?p=1794
次のステージの課題になってきます。
統計を取る人は、自分のエッジを見つけられます。
チャートは万人に客観的なデーターを
提示してくれますが、チャートを読み解く人の
主観により買いに見えたり売りに見えたりする
不思議な線です。
人によって見え方が違ってくるということです。
そういうことから、自分の目で見たチャートから
統計作業を行い検証する必要があるんです。
どこかの教科書やカリスマの技術を
コピペしたところで、凡人が使いこなせないのは、
見え方が違うということ。
そして、確率がわかってないからです。
トレーディングエッジ入門の
第1章「エッジ」とは何か?
です。
>手を動かす、大事だと思いました。
>やらないと、こういうことが分かりませんでした。
これまでの学校教育に起因していると思います。
教科書に書いてあることを誰よりも正確に
覚える人が成績が良いとされてきました。
自分で創意工夫するよりも記憶することを
徹底されてきたわけです。
トレードを安易に考え、勝っている人の
真似をすれば自分も儲かると考える要因ですね。