相場山で遭難しないために読みたい、危険回避ガイドブック!

PAK85_hubukuyukitoshinnyoujyu20140209500
東京都K様からお便りをいただきました。

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先日、実践レポートやプロジェクトレポートに充てる
時間をつくり、これまでの分を読んでみました。
非常に参考になる内容だと思いました。
自分のポジションを客観化・相対化することができます。
住川様のいうように個人投資家は孤独だと思います。
心に抱える悩みを相談する相手がいない
というのもそうですが、私の場合は採点者が
いないことが特にツライです。
仕事は成果物をデリバリーすることで
相手の感触・評価を感じることができます。
また、デリバリーまでのプロセスも
コントロールしようと動いているので、
PDCAが自己完結しやすいと思います。
一方、株式投資は相手が市場という感情の無い、
無口な存在なので結果以外の評価を得にくいです。
人間は感情的である一方、PDCAを回して冷静に
振舞おうと頑張るものだと思っています。
しかし、PDCAを回すための材料が乏しい場合、
それを無意識におろそかにしてしまうのだと思います。
他の方の状況や努力を知ることで、
自分の位置づけを捉えることができます。
ポジションを相対的にとらえればそこに差分ができ、
それが自己評価になり、次の目標とプロセスの
材料になります。
何が正しい間違っているというのではなく、
人それぞれ置かれている環境が違うため
見方、考え方、結果も別々です。
だからこそ、それらが索引なく織り交ざったレポートは、
自分の過去・現状・未来を写像している気がします。
ある人が書いている状況は、数年前の私だった気がする。
別の人が書いているレベルに私はなれていない。
これがひとつの目指す形か。
などなど。
おそらく初心者のレポート、初級者のレポート、
力がついているレポートと区分けしてもらっていたら、
目的を達成するために最短の道を取ろうとするので
索引から必要情報だけをスキミングしていたと思います。
結果、私の気づきはそれほど多くなかったと思います。
様々なレポートがあるからこそ、気づきも
多くなるのだと思いました。
ここで得られた示唆は、自分の仕事にも
参考になると思ったので、お礼と備忘メモを兼ねて
メールをいたしました。
ありがとうございます。
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先日の、青黒、白金のドレスの話じゃないですけど、
人によって同じレポートでも見え方、活用の仕方が
違うんだなと思いました。
あのレポートで、自分よりレベルの高い人がいると、
自分を鼓舞する意味合いで見てる人もいるでしょうし、
それぞれの投資家の考え方の違いを読み解く人もいる。
中には、目すら通してない人もいることでしょう(笑)
レベルの違いがあることは当然ですが、
それを踏まえて自分がどんなスタンスで
相場に向き合うかが大事なんだと思います。
本気で成長したい人のための、
相場山で遭難しないために読みたい、
危険回避ガイドブックです(笑)
K様のようなレポートの読み方をする方も
いらっしゃるんだということが、
知ることができました。
こちらこそありがとうございます。
 
私は皆様からお金を頂戴しています。
それでいて、いろんなことを教えて
いただける訳ですから
なんと、ありがたいことか。
本当にそう思います。