強い銘柄と強くない銘柄

大坂府のY様から


強い銘柄 報告です。
7990グローブライド
(途中省略)

4月23日2884円を下値に
2890円あたりで下値支持線。

4月10日3140円から高値も切り下げますが、
その高値を結んだ抵抗線から
三角保ちあいにもとらえられると思います。

1月31日の2762円が参加者にとっては
重要な線になりそうで、ここを割って
いないので慌てて売らない可能性はまだあります。
跳ねてしまいましたが、
3200円の-5%の3000円で逆指値をおく予定で
7日のエントリーにしていれば、
28%の利益率になっています。

6月も25MAで反発しました。

2884円、3680円の押したところを
結んだ支持線(ちょうどか25MAあたり)を
割ってきたら流れは変わるかもしれませんが、
そこまでにまた反発するならエントリーしてもいいと考えています。



いい感じでチャートをみていると思います。


>その高値を結んだ抵抗線から
>三角保ちあいにもとらえられると思います。

明確な三角保ち合いです。
2890円の下値支持線と、4/12の高値から
切り下げている上値抵抗線の三角保ち合いです。

下値を切り下げていかないということは、
下値が固まったとみていいわけです。

するとホルダーは、
どういう心理状態になるでしょう。

少しイメージして見るといいと思います。

下値支持線より下の価格で
持っている人は全員が含み益です。

支持線より上で買った人は含み損です。

相場参加者の関心の全ては、
自分のポジションがプラスかマイナスか?

含み損で投げ売る人のポジションが買われ、
2890円より下げない。


買い >= 売り


という感じ。

すると、これを買おうとする人は、
2890円に近づけば買ってみようと思い、
上値抵抗線を上抜けばより積極的な
買い意欲がでてくる。

三角保ち合い上放れです。

そして一気に株価が上昇した
ということになります。


買い > 売り


となったわけです。

>1月31日の2762円が参加者にとっては
>重要な線になりそうで


この段階で、1/31の高値は
意識されないと思います。

なぜ意識されると考えるのでしょう。

根拠が明確にあるのなら
そう考えればいいでしょうし、
ないなら考えを修正した方がいいです。


>7日のエントリーにしていれば、
>28%の利益率になっています。
 
三角保ち合い上放れの典型的パターンです。
つまり、この型の背景が理解できていれば、
買えばいいということになります。

逆行するなら切る。

たったこれだけです。
それだけで28%の利益になるなら、
それでよくないですか?

>2884円、3680円の押したところを結んだ
>支持線(ちょうどか25MAあたり)を
>割ってきたら流れは変わるかもしれませんが、
>そこまでにまた反発するなら
エントリーしてもいいと考えています。

ここで意識されるのは4000円です。

心理的節目になっていますし、
窓空けで一気にクリアしている。
4000円を悪なら流れが変わるでしょう。

4000円を割れば、ホルダーはどう思うでしょう。
4000円を割るような状態で、
これから買おうとする人はどう見えるでしょう。

買い > 売り

なのか、

買い < 売り

なのか。

イメージするとわかりやすいと思います。




栃木県のK様から


今日配信された強い銘柄ですが、驚きました。
自分が目を付けていた銘柄が複数あったのです。
同じ講座を受けているから、
同じような銘柄に行きつきのでしょうか。
 
さて、強い銘柄と多数のやっちまった銘柄、
いろいろ報告したかったのですが、
時間が遅くなってしまったので
一つだけにさせてもらいます。
 
①9505 北陸電力

月足から4月に三角保ち合いを上振れ。
5月、6月のローソク足はコマだが、
株価が中期線をGC.
短期線と中期線のGCも間近。
週足から、5月から現在にかけて1100円から
1150円あたりをを保ち合い。
ボックス相場の下限で買って上限突破で
増し玉するという例の作戦です。

又、25MAが50MAをGC寸前。
(自分の場合長期線の設定は50日にしてます)
日足から、6/26にボックスの下限
(あるいは50日線)で見事な陽線。
5、25日線も突破。
 
6/25に1106円で購入済みなので、
上げて上げてたまには勝たせろ!
と思っているところですが、まあどうでしょう。
地合いも悪いし。



トレンドフォローを使うなら、
強い銘柄の見極めは極めて重要です。
維持管理の労力がちがいますし、
トレンドが出るので稼ぎやすいんです。
強い銘柄を見分ける目も重要です。

>9505 北陸電力
なぜこの銘柄を選んだのか?
とても強く見えないし、
電力株は急激な需要増が見込める
わけでもなく、外国人が爆買いするでもなく、
良くて一定水準を推移。
リーマン前の価格を10年経って
回復どころか三分の一。

しかも、底値をうろついている。
これだけ見ても市場参加者から
そっぽを向かれていることがわかります。

電力株はキャピタルゲインを狙うというより
インカムゲイン狙いでしょうが、今は無配。
誰が興味を持つと思いますか?
投資したお金が、増えないんですよ。
死に金になるんですよ。

私は絶対にこういう銘柄には手をつけません。
ボックスの下限の反発狙いはいいですが、
上限までいってもたかだか5%の
含み益にしかならずリスクを下げようにも
大した影響はない。

たまには勝たせろという気持ちはわかりますが、
こういう銘柄を追いかけているなら
勝てない理由がわかります。

ここで私がいったことを覆すだけの根拠を
提示できるなら、それは素晴らしい選択
だったと尊重しますし大いに自信を持って
進めたらいいでしょうが、
そうでないならまだまだこれから
勉強が必要だという事です。

そして、多くの受講者さんが
こんな感じで維持管理の勉強を
スタートするんです。

最初からいい銘柄を選択できるはずもないし、
うまく維持管理ができるはずもない。

練習、訓練、勉強を積み重ねていって
経験が豊富になり、チャートが
違って見えてくるんです。

練習も訓練も勉強もしない者に
お金が流れてくるような
甘い世界ではないという事です。