相場心理をルールに組み込め

経済活動は全て人間の心理とは切っても切れない関係にある。

特に投資活動において、相場心理を抜きにしては語れないほど密接な関係があることは、今のコロナウイルス騒動の一部始終を見ていれば明らかだ。

経済不安から株を買うものはいなくなり、ホルダーは株価の急落に恐怖し投げ売られ日経平均は16300円まで売り込まれた。しかし今は、じゃぶじゃぶの金あまり(余るところには余っている)で日経平均は3万円目前にまで迫り30年ぶりの高値更新となっている。

これこそ相場心理を無視した売買が失敗する証拠だ。

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解説しよう。


稼ぎたいと思って投資を始める。
だが人間は未来の不確定な利益よりも、少なくても目の前の確実な利益を優先する。


買った株にわずかばかりの含み益が乗ったとしよう。
もう3日間も、10%から15%の間をウロウロしている。

スマホで株価を確かめては、
「あー、今日も動いてないか。スッと上がってくれたらいいのに、イライラするわー」

そして、またスマホを見ては、
「もう上がらないんじゃないのか。さすがにここのあたりが限界なのか」
さらに株価を確かめて、
「せっかく15%も利益が乗ってるのに、下げられたらもったいない。どうしよう」
そして、翌日も、
「今日は下がってるじゃないか。ここで売っておかないとせっかくの儲けがなくなる。儲けを減らすぐらいなら売っておこう」

という具合に、2週間後30%の利益になる可能性を捨て、10%そこそこの利益で満足する。
もちろん、30%にらないかもしれないが、一事が万事、目の前の小さな利益を失う恐怖が勝り利確する。

一方、損する方では次のような葛藤が生じているはずだ。
「あれ、コロナショックのせいで株価が下がってるじゃないか」
「NYダウの上昇につられて日本の株も軒並み上昇してる。もう少し我慢すれば買値まで戻りそうだぞ」
「WHOがパンデミックを宣言しやがった。株価はだだ下がりじゃないか」

「まいったなー。かれこれ40%も値下がりしてる。切るに切れなくなった。何やってるんだ日本政府は。早く金融政策やらんかい」
「もう半値になった。ここで売ったら大損だわ。しばらく放っておいて買値まで戻るのを待つしかない」

と、そのまま放置して1年後。ニュースを見て腰を抜かすことになる。

『株式会社◯◯はコロナショックからの業績悪化で倒産しました』

稼げない奴はこのような経過をたどってお金を失う。相場心理を無視すると、こういう事になる(笑)

将来の不確実な利益より小さくても目の前の確実な利益を優先する。
損は先送りし、将来株価が戻る事を期待して放置する。

放置は資金を拘束し動かす事ができない。
つまりトレードを放棄したと同じ事になるわけだ。
これが稼げないトレーダーがやっていることで、この戦略を損大利小という。

損大利小と損小利大は大違い

我々実践家は、損を小さく利益を大きくする。いわゆる損小利大だ。

相場心理を熟知し儲かる売買ルールを構築し運用する。儲けるべくして儲けているという事だ。


損小利大にするには、一定ラインで確実に損切りをする事と、利確は出来るだけ先延ばしにする事。稼げないトレーダーがやる真逆をすれば良い。

しかも、我々にはチャートを見れば大衆トレーダーがどんな心理状態なのか、およそ想像がつく。
稼げないトレーダーが慌てふためく心理を利用して稼ぐ戦術も持っている。





ちょうどコロナ騒動の底打ちからの反発を利用して一稼ぎした受講者さんからの報告も上がってきている。

報告します。
チャートノックで厳しく指導してもらったおかげで、相場参加者の慌てっぷりがよくわかるようになりました。以前の私なら確実に慌てる方であることは間違いありません。

本当に恐怖の心理がチャートに表現されてて、大衆の感情がわかったおかげでコロナ騒動以降で276万円ほど儲けました。

入れ食い状態は言い過ぎですが、私にとってはそんな感じです。
ただし、これで全て分かったつもりでいると足元をすくわれかねないので、気を引き締めてやっていきます。

Y様 東京都
人は損が大っ嫌いだ。

だから、目の前の損を避けるために不合理で儲からない行動を取ってしまう。

これが人間の本質で、切っても切り離せない本能だ。

言えることは、
相場心理を無視しては勝てないし、相場心理を組み込んだ売買ルールこそ勝つための絶対条件という事だ。

行動を伴わなければ、知識だけでは意味がない

知ることと、できることは違うという陽明学の教えに「知行合一」というものがある。行動を伴わない知識は未完成だという意味になる。

圧倒的大多数の人は、よく勉強したくさん知識を持っており、それでもまだ知らない知識を増やそうとする。まるで、ダイエット用品コレクターのように。



ダイエット用品をあれこれ買い集めるけども、一個も使いこなせないまま放置している。使えば痩せるだろうという事は本人も分かっているが、続けないので痩せない。また別の新しい器具が出ると、とりあえず買ってしまい部屋の中はダイエット器具で埋め尽くされる事になる。

知識と行動が伴ってない証拠。

こういう人をダイエットコレクターという。ダイエット業界からすれば、いい鴨になっている事がわかるだろうか?

投資でも一緒で、新しい手法やテクニックを探して歩く人をノウハウコレクターという。見事に知行不一致であり、投資教育業界ではいい鴨だ。

投資教育業界では、簡単に儲けてもらっては困るという不文律がある。教材を次々に売らなければならない。出版社や投資本の著者も儲けなければならないし、最近では投資系youtuberなんていう職業も生まれてきた。投資系youtuberなるやつは悪質で、うちの受講をして中身をそのままパクっていく。少しは自分なりにアレンジすればいいのに、丸パクリだ。いつか痛い目に合わせるつもりなので、少し泳がせておいている(笑)


そして、街の投資教室に通った人も多いだろう。



で、儲かったのか?
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儲かるようになれるわけがない。

なぜなら、どこかの金融屋崩れの相場で儲けたこともないような者が講師をやってるんだから、儲けられるようになれるわけがない。
金融屋崩れと言っても銀行や証券会社出身者もいるので頭はいい。マニュアルを覚えることにかけては叶わない。

しかし、所詮マニュアル大好きコピペ人間なので、マニュアルが効かない世界に放り出された瞬間なにもできなくなる。相場ではマニュアルが通用しない世界なのに、マニュアルに頼るしかないので稼げるわけはない。もちろん、そんな人間に教わって稼げるようになれるわけがない。

マニュアル大好き人間の名誉のために言っておくと、知識は豊富。そんな事まで知ってるのか?と私が思うほどよく物事を知っている。大したものだと思う。そういう意味では投資教室の講師がよく似合っている(笑)



投資力を磨く上で、難しいテクニカル指標やテクニックなんて一切いらない。くだらない金融知識などもっといらない。街の投資教室の講師になりたいなら覚えればいい。生徒から羨望の目で見られることになるから、相場で使えない知識も少しは役に立つ。



相場で稼ぎたいなら、一枚でも多くチャートを読み解く練習をした方がよっぽど役に立つし意味がある。

ノウハウコレクターを卒業して相場心理を使って売買できるようになればいいだけのことだ。

エントリーと、途中の維持管理、そして出口。
3つの知識を知り、それぞれ正しく行動できるようにする事。
投資の世界でも知行合一を目指せばいいだけの事。

稼ぎたければ、練習に次ぐ練習だ

投資の世界でも知行合一を目指す。
それを実現するには、練習は不可欠だ。

甲子園を目指す高校球児に練習しない子はいない。オリンピックを目指すトップアスリートに練習をサボる人もいない。著名なピアノ演奏家に練習しない人はいない。優秀な外科医にシミュレーションを怠るドクターなどいない。

大衆投資家は、たくさんの知識やテクニックを知っただけで、練習もせず、訓練もせず、相場を張り見事に散っていく。


まあ、当たり前だ。
勉強した知識を使いこなせるまで自分のものにしてない「知行不一致」だからだ。



練習に次ぐ練習、訓練に次ぐ訓練をしてこそ、強くなれる。その延長上にはじめて、利益がついてくる。

言ってる事が当たり前だと思わないだろうか?

やってみたらいい。ノウハウコレクターを卒業できる。
つまり、無駄な教材を買うお金を使わなくて済むことになるので、2重で儲かることになる(笑)



投資力養成プログラムでは、その徹底した練習の場を提供し、実践投資アドバイザーの立場で添削をする事になっている。


言っておくが、トレーディングの添削なんて他所の教材ではやっていない。
出来る人がいないからだ。
ましてや10年続けて5500名を指導してきたコーチングのプロが指導する機会など、他所に絶対あるわけがない。


練習の機会を提供し、プロが指導する。
10年継続、5500名の指導経験はトレードルールの構築にあたって圧倒的強みになるだろう。

専属アドバイザーを使い倒せ

5500名を指導してきたプロが指導する機会など普通ありえない事だ。



ゴルフでも楽器演奏でも一定レベル以上上達するにはコーチをつけるのが当たり前。受験勉強だって塾に行ったり家庭教師をつけて学力を上げていく。当然一人でやれば成長は遅くなり、場合によっては途中で投げ出すことになる。

自分がやろうとする方向と、やった結果が伴わなければ認知的不協和の状態になり、違和感を感じることになる。人間には一貫性を保とうとする心理が働くので、違和感を解消するためにトレードで稼ぐことそのものを諦めてしまうことになるわけだ。

独学で乗り切ろうとする個人トレーダーの最大の弱点だ。

私はこの弱点を知っている。さらに、この弱点を克服する方法も知っている。

つまり、個人投資家が独学で時間をかけながら資金を失って消えていくのに対して、うちの受講者さんは資金を温存しながら少しずつでも成長を実感し、努力を続けられる。やがて稼げるまでに成長できるというわけだ。




当然、一人では視野が狭くなる。
これまで儲けたこともない者が考える程度のことをやって稼げるような甘い世界ではない。


熟練者が何を見ているのか?
そして何を考えているのか?

知りたいと思わないだろうか。
私が素人だったら知りたい。
何がなんでも知りたい。



私がギターが上手になりたいと考えるなら、楽譜と教本とYouTube動画だけで上手になろうとは思わない。
上手なギターの先生を見つけてコードを押さえるコツや、弦の弾き方からリズムの取り方など、熟練者が見えてる事、やっている事を徹底して学ぶ。
上手な人の真似をするところから始めるだろう。

守破離の守だ。

しかし、ギターで稼げるとは思わないので上手になりたいとは思わない。したがって、これから先もギターを学ぶことはない(笑)


上手い下手が関係するなら全て、上手い人の真似をすることから始めれば上達が早いに決まっている。
素人があれこれ迷い悩んでいる時間は極めてもったいない。



上手い人に習えば一発で知りたい事を知れる。


トレードも同じで、はっきり言って上手い下手が大きく関係する。
下手な奴は下手だから稼ぐことはできないが、上手な者はそこそこ儲ける力を持っている。

だからこそ、専属のトレーディングコーチとして、10年、5500名に指導してきた経験をもとに助言を受けられるということは、とんでもないメリットになるということだ。