このチャートパターン、わかってないと損します

自分がやってることって、自分が一番分かってない

7011三菱重工業
この動きは、チャートにある背景を典型的に示すパターンです。

7011三菱重工業 日足

おそらく、わかっている人は残念ながら少ないでしょう。
このメカニズムを、投資力養成プログラム・チャートノック第8回で詳細にそして丁寧に解説しました。しかも、「これ大事です」とまで言っています。

授業中「ここ、テストに出るぞ」と先生が言ってるのと同じことで、まさに実戦の場で出てきたんですよ。しかも、超トレンドフォロアーが最も注目している銘柄で・・・、です。

「これ大事」と分かってなかった人は、勉強したのに忘れている、あるいは、わかった気になっただけで通り過ぎている。知らなかった人は、ぜひ今回知ってください。

つまり、知っていても実戦では生かせていない。「知行合一」になっていないのです。「知行合一」とは、真の知識とするためには、実際におこない、実践によって裏づけられてなければならないという陽明学の教えです。

本当に稼ぎたいなら、知っている事を実戦の場で生かせないといけないんですよ。

でも、多くの人を見ていると、単なる「知っているつもり」で満足している場合がすごく多い。そして、そのことに気づいてない。気づいてないから問題だと認識できず、修正がかけられないまま進んでいる状態。

そりゃーね、儲かるわけないでしょ。間違えたままなんだから。

相場では価値観の押し付けが最悪の事態を招く

自分がやってることって、自分が一番分かってないんです。その事例がこれ。

猛スピードで追い越していくバイク集団も悪い。
後続車が追い越そうとしている事を認識していながら、センターをキープしたまま左に寄って道を譲らない撮影者も悪い。左に寄ってやれば、追い越していったバイク集団は、もう少し安全に追い越せたはず。スピードもそれほど出さずに済んだかもしれない。穿った見方をすれば、進行妨害をして、反対車線にはみ出させる危険な運転を誘発したと言われても仕方がない。

そして、一番みっともないのは、自分は正しい事をしているんだから間違ってないと、撮影動画をテレビ局に提供して、局側が欲しがる大衆揺動コメントをしているところ。

ついでに言うと、「ゆっくり走って景色を楽しんで欲しい」というのは、撮影者の主観であって、価値観の押しつけなんですよね。こういう事がトラブル発生の火種になることが分かってない。

私だったら、後ろから猛スピードのバイクが来たら、ウインカーを出して追い越させる意志がある事を後続車に知らせ、左に寄り安全に追い越させる。追い越すバイク集団がスピードオーバーかどうかは、私の課題ではない。スピードを出すかどうかは、追い越していくライダーの課題。交通違反を取り締まるかどうかは警察の課題。私がその場でできることは、事故を誘発しないように安全な運転を心がける事。バイク=スピードという価値観の違いを認め、自分の価値観を押し付ける事はしない。

自分がやってることがわかっていない事例です。

相場の世界で価値観の違いを認めることなく、自分の意見を押し通そうとすると、こんなことを言いはじめます。

「おかしい、おかしすぎるんですよ。相場が間違っている」

と言ったのは、ラジオを聴いていた時のどこぞの証券会社のアナリスト。
自分の相場観と違うことが起きて、自分は間違っていない。相場が間違っているといけもシャーシャーと言う。

みっともない。
自分は絶対に間違えない「神」にでもなったつもりでいるらしい。

自分の間違いに気づくには

では、自分の間違いに気づくにはどうしたらいいのか?

他人の売買履歴を見るか、第三者から指摘してもらう以外に自分の間違いに気づく事はありません。気付けないので、いつまでも間違った売買を繰り返すことになり、やがて資金が底をつき嫌になって途中で投げ出してしまう。

ほとんど全ての人は、こういう事をやってるんですよ。簡単に間違いに気づけるなら、みんな数年で儲かるようになれるでしょ。

自分が間違っているという事を無自覚のまま突っ走ってるんです。この「無自覚」が実に厄介なシロモノで、ハマったらなかなか抜け出せない相場の世界の蟻地獄のような罠がある事に気づかないと、資金なんて増えるわけがありません。

急落後の1番底からやや戻して2番底パターンとは?

さて、肝心のチャートパターンについて触れておきます。
投資力養成プログラム・チャートノック第8回では、相場参加者の立場ごとに違う心理に焦点を当て、チャートから読み取れる背景をイメージしてもらいます。

  • 買いたい心理
  • 売りたい心理
  • もう少し待ったら損失が少なくなるんじゃないかという心理
  • そしてそれらの心理を見抜いて、人の行動を分かった上で逆のポジションをぶつけてくる仕掛け筋の動き
7011三菱重工業 日足

6/9に天井を打ち急落します。
大陰線で1番底。その後若干の戻しの後2番底で上昇してきた。

急落する際には恐怖が支配していますので逃げるように売られる。したがって足が早い。

それを知っている仕掛け筋は、大量に新規売りで仕掛け、投げ売りを煽ります。
ちなみに買われる時は、本当にもう底なのか?という疑心暗鬼で買い進むので上げは遅い。

これが急落時の典型的な動きです。

市場参加者の心理が如実に表れていることがわかりますか?
少しここで考えてみましょう。

1・1月からの下落を主導したきたのは、ホルダーの利食い売り。もしくは、ロスカット。

さらに、

2・新規売りあびせ(仕掛け筋)

ホルダーは高値更新を期待して持っているので、期待を裏切られると利確に動くので売りに勢いがある。さらに、高値更新に失敗したこの状況では買い方は買い控える。

買い <<< 売り でどう考えても売りが多いので下げる。

1の人たちが全員手仕舞っているとも限りません。逃げ遅れている人も必ずいます。
この人たちは、1番底をつけた後の1月下旬の反発を見てどう思うでしょう。

できれば買値まで戻ってくれと願っていることでしょう。
もう少し粘って上がってくるのを待つでしょう。

2の人たちは下落の勢いに乗って売り浴びせてきました。
急落時の仕掛けどころを知っている人たちです。
1番底を確認しました。
さて、どう思って、どう行動するか?

底を打ったことを確認したらすぐさま買い戻すでしょう。
1月下旬の戻しは、売りが出ないこと(逃げ遅れた人が株価の回復を期待している)と、信用売りの買い戻しと逆張り大好き日本人のカウンター狙いの買いが原因。

つまり、

買い >> 売り

の状態。

しかし、あるところで仕掛け筋の信用売りの買い戻しが終了します。すると、買いが入らなくなり下落に向かうと、せめて買値まで我慢しょうとしていた売り遅れていたホルダーは売りに動く。

明らかに、

買い < 売り

ですから、2番底へ向けて下落する。

売り物がでなくなる(逃げ遅れた人も手仕舞いした)と2番底を打つ事になる。
そこから少しずつ買い上がってくることになる。

買い >= 売り 

です。

この辺りの需給関係がわかれば、次の一手をどうするか?
見えてきませんか?

それぞれの立場をイメージすると、わかりやすくなると思いませんか?
2番底を確認したら、積極的に仕掛けていいことになります。

急落からのやや戻し、そこから下落し2番底。
このパターンは使えます。
パターン形成のメカニズムを含め覚えておいてください。

短期で利益にしたいホルダーはどうなったら手仕舞いに動くだろうか
やや長期でみているホルダーはどうなったら手仕舞いに動くだろうか
買い方はどうなったら買いに動くか?
買い方はどうなったら買い控えるか?

このようにチャートから需給関係を読み解いて行くと見えてくるものはあるはずです。

もちろん、こうならないこともあります。
だからこそ、統計を取って自分で確かめる必要があるんです。

では、その後どうなったか?

ここから7011三菱重工業で言えることは、穏やかに上昇する確率が高いと言う事。

なぜなら、ホルダーの売りが出尽くした事。ある程度下げたことで買いやすくなった事。
買うきっかけが、相場参加者に響けば、ここからも買い続けられます。

つまり、株価は上昇し、ビッグトレンドになる可能性は高い。

買うきっかけとは、もう分かっていると思います。
防衛関連銘柄ということ。

これまでの日本は防衛費を抑え込んでいました。
しかし、それではダメだということが、ウクライナ侵攻によって日本国民は気づいた。

北にロシア、
南に中国、
日本中央には北朝鮮。

世界の3大ならず者国家が、日本の隣にいて核で脅している。これまで通りでいいわけがない。

外交努力だ、話し合いで解決しろという、頭の中が春の陽気のお花畑の人もいますが、現実に中国とロシアの軍用機を日本近海で飛行させ挑発している。話し合いで通じるわけがない。

こいつら、何度も何度も挑発して、日本人を慣れさせているんですよ。

オオカミ少年のように。

最初のうちはオオカミが出たと大騒ぎしても、そのうち慣れて「またいつものアレか」と、日常の出来事のようにスルーしてしまうのです。で、ある時本物のオオカミが日本を襲う。

北朝鮮が実験でミサイルをぶっ放しても、何も思わなくなったでしょ。
中国船が尖閣諸島周辺をウロウロしても、ニュースにもならない。
津軽海峡のど真ん中を中露の軍艦が通過しても、なんの警戒もしない。

慣らされたんですよ。

そのうち尖閣を取られ、北海道を取られ、首元にナイフを突きつけられる。
そしてこう言う。

「こんなはずじゃなかった」
「まさか自分の目の前でこんな事になるとは思わなかった」
「思ってたのと違う」

それでも、日本国民の多くは防衛費を増やしてオオカミに備えないといけない事に気がついた。

その防衛関連銘柄の筆頭格が三菱重工業であり、IHIです。しかも、国のお金。一回決めたら何年間もお金が入り続けることになる。

こんなに明確にお金の流れが読めるタイミングは、数年に一回の事です。

ビッグイベント時には、お金の流れが明確になります。

  • バブル崩壊
  • リーマンショック
  • 東日本大震災
  • アベノミクス
  • 中国発世界同時株安
  • コロナショック
  • そしてウクライナ侵攻

細かく書き出せば、ビッグイベントはまだまだあります。

どれも共通するのは、景気浮上のために国が対策をとっているということ。

お金の流れがはっきりしてるでしょう。しかも民間と違って手堅いです。
だったら、その流れに乗ってしまうのが、一番手っ取り早いじゃないですか。

株なんて、安く買って高く売る。その価格差が大きい方が儲かるんですから、その差が大きくなるチャンスを嗅ぎ取って乗っかったらいいだけですよ。

これが、超トレンドフォロー戦略です。

あの本にはこう書いてあります

トレーディングエッジ入門にはこう書いてあります。

筆者がIBMの株を買うのに本業を調べることがある。
それをする唯一の目的は・・・・。

88ページに書いてあるので暗唱できるほど読み込んでください。

株で儲ける答えです。

投資力養成プログラムでは、罠から抜け出せる方法をいくつも提供しています。

強い投資家になるには、実践ストーリーをシャワーのように浴びて身に付ける方法が一番の近道です。
マニュアルなどに頼っていては、知識吸収には役立ちますが、実戦で役に立つかどうかは別物です。
個人投資家レベルで経験を積むことは、資金的にも時間的にも限られています。ましてや一人で戦わなくてはならず、迷った時、わからなくなった時に頼れる人などいません。

しかし、特別実践レポートには自分以外の実践投資家の苦悩や、問題解決に至った思考や手法などを数多く触れることが可能です。ポイントは、「良質な経験談」です。

うちの受講者さんは、強い投資家になるべく実践投資を繰り返し、その都度問題点を発見し壁を突破するための努力をしています。その実践家としての思考を特別実践レポートで数多く、しかも、良質な内容のものを知ることができるんです。

また、週次報告をしてもらう事で、間違った考えや問題箇所を直接アドバイスさせてもらっています。第三者から指摘してもらう機会があるという事です。

さらに、月課題などでは優秀な受講者さんの売買履歴をトレースする機会を設け、自分との違いを見つける課題も用意してある。

独学で学んでいたら、絶対に自分の間違いに気づけません。まあ、絶対とまで言い切る事はできませんが、何年も何十年も間違いを抱えたまま資金を垂れ流す事を考えたら、独学は効率がいいとは言えません。

他社教材でも、テキストや動画やセミナーで一方向の知識の伝達をやっているに過ぎず、自分の抱える問題に気づけるか?と言うのとは違います。

何十万円、何百万円のセミナーや投資教材を買っても勝てるようになれないのは、自分の間違いに気づけないことが最大の理由です。多くの人にコーチングを提供していて、わかった事です。

ポイント

自分のやっている事を自分では気づけない「無自覚」がうまくいかない最大の要因です。

これまで まる11年続けてきた投資力養成プログラムでは、1000万円プレーヤが何人も誕生しています。今回体験版をスタートさせました。
どのように投資心理を活かすのか?どうやって買うべき銘柄を見つけるのか?

まずは、体験期間の1ヶ月を試してください。投資心理の重要性がきっとわかるはずです。概要は、下のリンクをたどってみてください。無駄な時間にはさせません。