ルール通りに自信を持って損切った後、
最初の思惑通りに動くことは結構ある。
結構ある・・・
どころではないかもしれない。

時間軸を少し長く見れば10回のうち9回は
最初の思惑通り順行している。
損切りしなければ、10回のうち9回も
利益につながっているのである。
勝率でいえば9割である。
だったら、損切りするよりナンピンしたほうが
平均建単価が下がるので絶対に有利ではないか。
と思うことは自然なことなのかも知れない。
「この事象を捉えてどう考えるか?」
で、大衆投資家で居続けることになるのか、
投資家として成長し続けることができるのか、
その人の今後の投資家像を占うことは容易である。
大衆投資家はこう考える。
やはりポジションを維持しておけば良かった。
損切り幅を広げれば勝率は上がるし、
うまくナンピンをすれば利益は拡大する。
永遠に株価が下がり続けない銘柄を選ぶことさえできれば、
損切りなんてする必要がなくなる。
まったく無駄な行為であり、無駄なコストだ。
私は高勝率かつハイリターンを狙うことがきるに違いない。
一方、次のように考える人もいる。
トレンドが崩れたのだから見切って当然。
その後株価が思惑どおりに動こうが関係はない。
切った後再びトレンドを形成すれば、
改めてエントリーポイントを探ればいいだけのことである。
さらに、次のように考える人もいる。
自分のルールに則って切っただけのことである。
その後順行しようが気にしない・・・というか気にならない。
規律を守ることが大事なのであって、
自分が買った銘柄に対して「上がれ」と念じることに意味はない。
たとえ切った後に同じ銘柄を買うことになったとしても、
連続しているように見えるが一回の売買は完全に独立したもの。
独立していると考えれば、切るときに躊躇なく切れるし
同じ銘柄を買うことになっても前回の残像は残ってない。
最も大事なのは、一回一回の売買に規律を持って
接することである。
損切りをするという行為一つとっても、
いろんな見方考え方が存在する。
どう考え、どう行動するかは投資家の自由。
ただ、私は、
10回のうち、たったの1回の大損するトレードで
痛い目にあったし、それで退場していった人を何人も見てきた。
よって、私は、損切りしない9回の快楽を求めるより、
たった1回の大けがを避けることに徹することにした。
もう一度言うが、どう考え、どう行動するかは
投資家の自由なのである。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆投資家に共通の問題点を知ることの意味
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
投資力養成プログラム、第四回STEP8では、
個人投資家に共通する悩みを取り上げ、その問題点から
投資の在り方を考える工夫をしています。
仕事柄たくさんの個人投資家のかたと面談を行います。
そこには共通する問題点があることがわかります。
この問題点は誰もが経験することですし、その問題点を
解決しなければ当然ことながら次にステージに
上がることなどできません。
せっかく他人様が良いヒントをくれているので、
我が事のように問題解決策を真剣に考え、
誰もが起こりうる問題の対応策を身につけることです。
おそらく、経験豊富な投資家の方はこの共通する問題点を
知っていると思うし数多く経験していると思います。
ですから、敢えて厳しく言わせてもらうと、
同じ失敗を繰り返し行うということは、自分に甘すぎる証拠です。
● 自分に甘く、実生活が厳しいままで良いのか?
● 投資には厳しく対応し潤いのある暮らしを実現するのか?
どちらでも選ぶことができます。
それを選ぶのは私ではありません。
しつこく言いますが、
どう考え、どう行動するかは投資家の自由です。
投資力養成プログラムは、期間は90日間で行います。
一般の投資スクールに通えば、30万円とか50万円と
かかかるでしょう。
しかし、定期的にテキストをお届けし、ご自身で学んで
いただくスタイルを採用することで、
・自分のペースで学べる
・テキストがあるので、何度でも見返せる
・無駄なコストが一切かからない
といったメリットがあり、たったの2万円で受講することが
可能となっています。
20万円ではありません。
2万円です。