お彼岸というのは、春と秋の2回あります。
太陽が真東から上がり真西に沈む。昼と夜の長さが同じになる春分の日と秋分の日を挟んだ前後3日を「彼岸」と呼びます。
彼岸入りは9月20日。お中日が:9月23日(秋分の日)彼岸明けが9月26日となります。
大層なことはできませんが、ご先祖様に家族の健康と恙無く暮らせていることを報告に行ってまいりました。お墓参りや神社参りにはよく出かけるほうだと思いますが、そんな時ににはいつも思うことがあります。
『人生は、一度きりだ』ということです。

中村天風翁のお話から・・・
人間というのは、いっぺん死んでしまうと二度と出て来れないんです。
この厳粛なる現実を、あなた方、本当におわかりですか。
失礼ですがそのように見えないんですがね。「ひょっとして、俺は一度死んでも、もう一回出てこれるんじゃないか」と考えてませんか。
それともあなた方の中で「私は一回死んで、二度目の人生」という人いる?そういう人いたら、精神病院に行ったほうがいいよ、あぶねぇから。
二度、三度くり返すことのできない人生に生きていて、その人生を価値なく生き終わってしまったんでは、何のために生まれてきたかわからないじゃないですか。価値ある人生に生きようとしたら、価値ある人生に生きる一番最初に必要なことをつくりあげる。すなわち、自分の心のあり方を替えなくてはダメなんですよ。よくわかりましたか。


・(省略)
君に成功を贈る。

中村天風

何度も生まれ変わる輪廻転生という考え方もありますが、「何度でも人生やり直せる」と考えているようでは、今生が意味のないものになってしまうと思います。
麻薬取締法違反の現行犯で逮捕された田代容疑者は、「二度とやらない」と反省しているようですが、辛い刑務所暮らしも陥落した人生も全く意味のないものにしてしまっています。
泣いても笑っても一回きり。
過ちも、人生も・・・

  • 損したら怖いから投資ができない
  • 財産を失うのが怖い
  • リスクを取らずに安全にお金を殖やせないか
  • 家族を路頭に迷わすわけにはいかん
  • 夢を追うより目の前の現実が大事だ

こんなことを言う人がいます。
それはそれで間違っていないと思いますし、人それぞれの人生だからとやかく言うつもりもありませんが、リスクを恐れるなら投資などしないことです。リスクを取らずにリターンだけ得られることなんて、そんなムシのいい話はありません。
私は、平平凡凡な人生、凡庸もしくは凡庸以下の生き方は嫌でした。何しろ、一度きりの人生ですから、自分の思うような人生を全うしたかった。
投資で財産を失うようなことがあったら、今まで以上に働いてもう一度再チャレンジしたらいいじゃないですか。働くところなんていくらでもあります。ただ、つまらないプライドや意地、役にも立たない見栄があるばっかりに働く機会を狭めているだけのことです。
ある業界では外国人の人を連れてきて、日本語教育をして手伝ってもらわなければ人手が足らないところもあります。なぜ日本人はその業界を避けるんでしょうか、なぜ嫌がるんでしょうか?
家族を路頭に迷わすというなら、家にある金目の物を売り払えば解決できます。マンションや持ち家に住んでいれば、一度手放して居住にかかる負担を軽くすればいいですし、今ある車も売り払って中古の軽自動車にすればいいだけのことです。もっと極端にいえば、車なんてなくても公共交通機関を利用しても生活は出来なくはありません。
生命保険や医療保険を見直しても、相当のお金が手元に残るはずですし、毎月の負担も軽くなります。お金を持てば、生命保険も医療保険も必要ありません。死んで家族に財産を残そうと思うから生命保険が必要になりますし、病気になっても安心を得たいから医療保険に入るんでしょうが、そもそも、病気にならない生活習慣を身につければいいだけのことです。若い世代で死にいたる確率を一度真剣に調べてみるといいと思います。わずかな可能性のために大金を払い続けているのかがわかります。
今の日本に住んでいて、食べることに困るとか、寝るところに困るということは、まずありません。どんな仕事でも働き口はありますし、本気になれば何でもやれるはずです。
一度、よーくテレビコマーシャルを見るといいです。どのコマーシャルを見ても、生活に絶対なくてはならないものはありません。無くても困らないものばかり宣伝しています。裏を返せば、必要以上の物を売り込まれ、必要以上の物を買わされ、必要以上の生活をしているということです。

  • 世間並みに・・・
  • 人並みに・・・
  • 隣の人の目があるから・・・
  • 友達や親せきに何を言われるかわからないから・・・
  • 普通に暮らしていきたい・・・
  • 普通に余暇を楽しみたい・・・
  • 普通に外食も楽しみたい・・・

と、普通の世間並みレベルにこだわり続ける限り、一度きりの人生を謳歌しているとは思えません。
普通に慣れると失うことを恐れます。
動物の本能なので仕方ありませんが、失うことを怖れるのでリスクが取れなくなります。リスクが取れないので、平平凡凡になるし、凡庸ないしは凡庸以下に落ち着くことになってしまうわけです。
二度、三度くり返すことのできない人生に生きていて、その人生を価値なく生き終わってしまったんでは、何のために生まれてきたかわからないじゃないですか。価値ある人生に生きようとしたら、価値ある人生に生きる一番最初に必要なことをつくりあげる。すなわち、自分の心のあり方を替えなくてはダメなんですよ。
と、天風翁が大事なことを教えてくださっています。
WALKING TOURという有名な動画を張りつけましたが、人生立ち止まる時が来ても、前に向かって歩き続ける人はいっぱいいます。その人達のためにも、役に立つものを残したいと思いますし、自分が人生立ち止まって振り返った時、「あ~、よかったな」と思えるような人生を送りたいと思った次第です。
そのためにも、資本主義経済をフル活用してお金の呪縛から解放されること・・・。
私は、大事だと思いますし、それを決断し実現しました。

知らずに負けるのはもったいないことです。
投資力向上のプロセスを順序正しく踏み準備に怠りがなければ、
勝てる可能性は格段に高まります。