タネを蒔いて間引きをし手入れをすると美味しい実がなる

たくさんタネを蒔き、
成長の悪い芽を間引いて元気のいい実を残すのがトレンドフォロー



カウンタートレードはヤングコーンのようなもの。


とうもろこしは一本の株から2~3本の実がつき、
1つの実を残して摘果します。

摘果した実をヤングコーンとして食べますが、
カウンタートレードは摘果した実と同じ。

残す1本の実を手入れして育てて、
最終的に美味しくいただくのがトレンドフォロー

ヤングコーンも美味いでしょうが、
よくできたとうもろこしはもっと美味い。




岩手県のAさんから

11 月の月次報告になります。
12/4 の終値で計算しております。
エントリ銘柄は、エムスリーと日本電産となります。

期間 11/1~11/30 回数8回
勝数 5 回
負数 3 回
勝率 62%
利益の平均 861700 円÷5=+172340 円
損失の平均 122631 円÷3=-40877 円
平均損益額+92383 円
PF4.2
破産確率 0%


振り返ってみて気になったことが 2 つありました。
(途中省略)



2つ目は、再エントリータイミングになります。

1 11/20 の足を見ると、10/15 の高値が
支持線として機能していました。

上昇を確認した 11/13 にエントリ出来ていました。
入らなかった原因は、1LC になると「弱い」と
思いこんでいる。

2「支持線、前回安値」を抜けると
売りとしか思っていなかった。

3 これまでの実践で反発からの買いで LC が
多かったことによるエントリの恐怖となります。


対策は、
1・思い込みでありチャートに従う。
2・「支持線、前回安値を反発したら買い」
  と考えを改める。
3・2020 年の検証途中ですが改めて確認して
  練習あるのみと判断しました。

(途中省略)


まとめ
今回は助けられて得られた結果でした。
やっと「勝率 33%損益比 1:2」の意味も分かり、
問題点も分かったので練習して落とし込むことと
判断しました。


>今回は助けられて得られた結果でした。

助けられたというより、これがトレンドフォローです。

たくさんタネを蒔き、
成長の悪い芽を間引いて元気のいい芽を残す。
肥料をやり手入れする事で元気に育つ。

よくできたとうもろこしは美味い。

でも、手入れをしないと、
中身のないスカスカの実となり美味くない。

手入れせず放置すると
虫に食われてダメになるものもあれば、
病気にもなる。

手入れの行き届いたよくできた
とうもろこしは美味い。

ということは、
タネ蒔き後の手入れなど維持管理は極めて大事。



エントリーも大事だけど、
100回中67回は損になるので、
その程度と考えれば良いわけです。

損を完璧にコントロールできていれば、
何も怖れる必要がないんです。

残り33回の勝ちトレードのうち、
維持管理次第で50%、100%の実がなるのに、
手入れもせず肥料も与えないようでは
満足のできる収穫などできないんです。



>振り返ってみて気になったことが 2つありました。

Aさんのようにキチンと振り返り、
問題点を洗い出し修正していくこと。
これを継続してやる事が
精度を上げることになります。

さて、
今年、私はとうもろこしを初めて栽培してみた。

維持管理を知らなかった。
ちょっと育て方の本を読んだだけで
全て分かったつもりでいた。

摘果など知らなかったし、
一本の株からたくさん実が取れるものと思ってた。

虫対策も病気対策も
肥料を与えるタイミングや量も、
全く間違えていた。

タネをポットに植え間引きをし、
最終的に20本の苗を植えた。

で、収穫出来たのは・・・、



たったの2本。




しかも、先っちょを虫に食われてたので、
半分ずつで実質1本。

つまり、私は猛暑の中、
虫の栄養分を一生懸命作ってた事になる。
やってみて気付いた。

「買ってきた方が安いわ」



でも、やってみて
とうもろこしの維持管理の仕方がわかった。
農家さんの苦労の一端を知ることができた。

今年の失敗を検証して問題点を洗い出し、
修正して来年に活かす。

結局トレードと同じだった。




大多数の投資家は、維持管理を知らない。
とうもろこしの手入れを知らなかった
私と同じである。

私が手を掛けたとうもろこしは
虫の栄養になったように、
大衆投資家は相場の栄養になる。




今年よりは上手く栽培する自信はあるが、
栽培するかどうかは別問題。
農家さんの作ったものの方が
美味いに決まってるし安上がり。

非常に悩ましい(笑)



維持管理とは、こういう感じですが
Aさんはそれができているということです。