2023年10月18日分析配信分

6324ハーモニック

概要
精密制御減速装置が主力。産業用ロボット向けなど。メカトロ製品育成。

神奈川県のAさん週次報告から

(1)6324 ハーモニック、自信度3

10/10 試玉 3,350X100株、LC(-5%)3,183、TP1(+10%)3,685
5/10の安値圏で下げ止まりしたので底値圏と判断してENTしたが、値頃感・逆張り発想だった。
月足・週足:6月から9月迄4カ月連続陰線だが、10月になって反転の兆し
日足:9/7-10/3の抵抗線を10/6にブレイク、9/27と10/5のW底から反転、10/10寄成ENT
10/13終値 3,565(+6.4%)
・上昇したら+10%で増玉
・3,600の節目を超えずに横這いなら30日ルール
・下落の場合はLCに従う。

月足評価

月足 6324ハーモニック

このエントリーは逆張り発想的な視点ですが、だからと言って悪いとは言い切れません。底値圏であると市場は見ています。月足をみると明白で緑破線で示した通り2019年の前回安値あたりが意識されてそうです。

底値と意識されていますが、買われるということにはなりません。
売られない、ということと、買われるということは別物です。

ちなみに需給関係とは何ですか?という質問がありましたので確認しておきます。


売られない、買われないは「買い ≒ 売り」株価は変動しない。
売られる、買われないは「買い < 売り」株価が下落。
売られる、買われる「買い ≒ 売り」株価は変動しない。
売られない、買われる「買い > 売り」株価が上昇。



株価なんてものは需給で決まります。需要と供給です。需要があれば買われます。

多くの場合、需要がある時には供給側(ホルダー)は売らないので供給が少ない。
売られない、買われる「買い > 売り」株価が上昇します。




7月に至極のチャート分析で配信した6315TOWAのように、全体相場が軟調な相場で株価が下げているときにもこの銘柄が上昇しているのは、

日足 6315TOWA

売られない、買われる「買い > 売り」の状態


特に、9/21からは「買い >> 売り」という感じ。
不等号記号は、数量ではありません。株価が成立するということは、買いと売りの価格が合意されたとき・・・つまり、数量は同じです。ここで表す不等号記号は、勢いとして見てください。


6315TOWAは、「買い >> 売り」で超トレンドフォロー戦略としては理想的なチャートを描いています。
7月のチャート分析に従って8月の初旬に2600円の上値抵抗線ブレイクでエントリーできていれば、100%を超える利益率になっています。わずか2カ月で2倍の株価。しかも超トレンドフォロー戦略ですから、増し玉をしつつ利益の最大化を狙っていくので、利益はもっと取れるはず。


このような銘柄が手数(てかず)を出したうち1銘柄でもあると、それだけで十分口座残高を潤すことになります。しかも、この銘柄、半導体関連ですからわかりやすい。トレードで利益を上げることはそれほど難しくないでしょう。

下手にテクニカル指標をたくさん駆使してわかったつもりになるより、需給バランスを見ればいいんです。ただし、需給バランスを読んだところで100%そうなるというわけではありません。上昇トレンドになるかどうかの傾向を読み解くのです。

日足評価

日足 6324ハーモニック

私なら、チャートの記載したようなラインで判断します。期間が長いので信頼度が増します。


>9/7-10/3の抵抗線を10/6にブレイク
悪いとは言えませんが、エントリーしたいがために引いているように感じます。特にこのチャートのように弱い場合、短い期間のトレンドラインより長い期間を採用したほうがいいです。


> 9/27と10/5のW底


W底を見ようと思えばいくつかありますが、上値抵抗線ブレイクと合わせ技で考えれば精度が増します。


>・3,600の節目を超えずに横這いなら30日ルール
>・下落の場合はLCに従う。

ルールでは30日ですが、現在強くないチャートなので早く見切っていいと思います。切った後に再上昇するようなら、再エントリーすればいいだけの事。「死に金」にならないようにしましょう。

投資力養成プログラム

投資力養成プログラムは、2010年7月からスタートし今年で11年になります。その間5,500名を超える受講者さんにご縁をいただき、稼げるトレーダーを多数輩出してきました。
コーチングの技術を採用した実践投資家が、売買の練習の添削を行うことで、いち早く稼げるトレーダーに成長できます。