今日は復興グリーンジャンボの抽せん日である。
1等前後賞合わせて5億円ということであるが、当たった人はどのぐらいいるだろう?
ちょっと計算してみる。

復興グリーンジャンボの販売額は、1100億円。一枚300円だから3.6億枚が販売されている。1ユニットが1000万枚なのでユニット数では36ユニット。1等は1ユニットにつき1本だから全国に5億円獲得できた人は、最大で36人と言うことになりそうだ。
一人当たり平均すると30枚の宝くじを買うそうなので、今回の購入者は1200万人。つまり、33万人に一人の一等当選者がいる。東京都北区、福島県郡山市、滋賀県大津市などが33万人。赤ちゃんからお年寄りまで含めた33万人都市のうち、たった一人が億万長者と言うことになる。
春の選抜甲子園の真っ最中であるが、観客動員数がおよそ40万人ぐらいなので、その中のたった一人が億万長者になれるというイメージである。
 
当たるわけがない(笑
 
こんな確率の事を考えてたら、普通の神経だと9000円分も買えない。いくら復興支援と言っても自治体などの公共事業に回るお金が40%で3600円。そのうち約1000円分しか復興支援に回らない仕組みとなっている。私なら、直接募金したほうが気持ちがいい。
宝くじの本質は、広くたくさんの人から自らの意思でお金出してもらい、40%を公共に役立てようというもの。さらに14.2%は運営に関するPR、経費、手数料で消えていく。今回は、156億円が運営側に回ったお金ということになるが、どんな使われ方をされているか怪しい限りである。
これは、ピラミッドの上部分を高額当選者が、最下層を広く一般の人が支えている構造といえる。そう考えると、ピラミッドの上部分になれるかなれないかは、完全に天に任せる以外にないので、基本的に私はやらない。
ちなみに、ピラミッドのてっぺんは156億円を手にできた運営側。ここが一番おいしい。
 
相場の世界ではどうなのか?
ピラミッドの上部は全体の5%。それ以外は、5%の人を支える最下層の人ということになる。しかも、上層部にいるのは単なる偶然ではなく、顔ぶれはほぼ変わらない。そこにいるべくしているわけである。
つまり、上層部にい続ける方法はあるということになる。
しかも、宝くじと違って、上納金として自治体に40%、運営関係に14.2%も取られることは無い。最下層の人の負けは、勝った人側の儲けとしてすべて分配される。(厳密には手数料分差し引かれるが、微々たるものである)
 
だから、私は宝くじは買わない。上部階にい続ける方法は知っているし、回りくどく復興支援をするよりはストレートに支援しているし、ピラミッドの最下層を支える人の数十倍、もしかすると数百倍税金として自治体にも貢献している。
 
庶民の夢と単純に比較するものではないが、少し考えを深めていったらいろんなことが分かりそうなものである(笑
 

相場のほうが宝くじより確率がいい

ちなみに、宝くじで100万円以上当たる確率は、およそ25000人に一人程度。東京ドームを満杯にしたら、その中の2人が100万円以上の当選者というイメージです。ホームランボールを持って帰れる程度の確率ということになります。
一方、我々の受講者の皆様のうち、100万円以上コンスタントに稼げるようになったという報告は、連絡をもらえている人だけで20名を超えています。今、4000名を超えたところですから、単純に200人に一人は100万円を稼ぎ出したという割合になるということです。しかも、一回きりの100万円じゃないですから、受講料2万円に対する効率は抜群ということになります。
 
比較できるものではありませんが、お金を増やしたいという願望を実現できるのはどちらか?と考えれば答えは決まってくるということです。