受講者の方から貴重な感想をいただきました。

オルゴン 住川様
いつも大変お世話になっております。プログラムを拝読しておりますYと申します。
養成プログラムやその他コラムを拝読しながら、いかに「自分が知らなかった」「知ろうともしていなかった」ということを痛感しております。耳でしか分からなかったことが最近は頭でも分かるようになりました。過去の自分をみて余計にそのように思います。

  • チャートも見ない上に意味も分かってない
  • そのくせ全力で勝負し、損切りもせずナンピンを繰り返す
  • 投資顧問等根拠不明の情報を当て込む

等過去の自分の投資履歴を見返すと悲しくなるどころか、自分に怒りを覚えました。
過去の投資履歴を振り返ると
勝率46.31%
平均損益率0.55
という結果が出ました。まさに損大利小の典型例です。
この様な状況のため、少なくともプログラムを修了するまでは投資する資格が無いと思い、
現在は全てキャッシュポジションとしています。早速チャートノックを1日25銘柄実施していますが、正直疲れます。でもそれだけ今までやって何もやってなかった証拠ですし、慣れるまでです。それに、きっと最低限やれてなければダメなんだとも思います。
また次回以降の講座を心待ちにしています。近いうちに良い結果をご報告出来ればと思っております。
―――――以上―――――
 
コラムでは上から目線の偉そうな口調で書いていますが(笑
受講者様から丁寧にお返事をいただく機会は結構多いです。
 
 
次の言葉はコラムでは何度も登場している言葉です。

  • 知らないということを知らない
  • 知らないということを知っている
  • 知っているということを知っている
  • 知っているということを知らない

知らないことを知らないまま投資を継続しても勝てるはずはありません。当たり前ですね。これは、ど素人の状態です。
 
まるで、「あまりにも勉強不足」と橋下市長に叱られる記者と同じです(笑
「知らないことを知らない」状態というのは、周りから客観的にみると、実に滑稽に映ります。

●12:00頃
 
まずは、「知らないことを知る」ことで実践投資家としての成長がスタートします。Yさんは、「自分が知らなかった」「知ろうともしていなかった」ことに気付かれました。まさに実践投資家としてスタートを切ったということになるわけです。
 
投資をスタートしたほとんどの人が勉強熱心でよく学んでいます。その理由は、「答えがどこかにあるはずだ」と思っているからです。
勉強することは悪いことではありませんが、「知らないことを知らない」状態で勉強を重ねても、
すかすかの中身の無い知識しか残りません。
相場から利益を上げるための答えは、自分の外にはありません。その答えは、自分自身の中にあります。
自分自身の中に答えを探すには、相場日誌を付けなければなりませんし、チャートノックをする必要性がありますし、自分の売買の分析をする必要性があります。
 
自分の中の問題点をあぶり出さなければ、いつまでも同じミスで躓きます。
 
問題を見つけ

修正し

実践し

新たな問題を発見する
永遠にこの繰り返しです。
どんなに上手になってもこのサイクルを回し続けることです。そして、途中で投げ出しては意味がありません。継続こそ力になります。
 
今、ここで書いただけでも2つの技術が必要になります。

  1. 自分自身を客観的に評価する技術
  2. サイクルを回し続ける技術

 
文字にすれば簡単ですが、誰にでもできないからこそ、成功者が少ないわけです。
相場で儲け続けるためには、上手くならないほうがおかしい状態を作り出してしまうことです。
 
簡単なことですね。
文字にすれば…(笑