神奈川県のT様からお便りをいただきました

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ようやく、何度もおっしゃっていた
「もっとゆっくり」の意味が
見えてきたような 気がします。
もともと、短期(1週間~1か月)のトレードで、
”逆張り”だったので、また、せっかちな性格も手伝い、
キチキチとやっていたのかなと思います。
トレンドフォロー戦略で長期に伸ばしていくには、
ある程度の時間も必要になりますし、
ちょこちょこ動いても仕方がない、
デンと構えてどうじゃって感じでいかないと
上手くいかないだろうなと思いました。
今は、むしろ、そのほうが気が楽のような
気がしています。
ところで、統計をとったらどうですか?という
アドバイスを頂いて、いままでチャートノックで
配信された銘柄で、損切り3%と5%で結果が
どうなるかを見てみたのですが(一つだけですけど)、
撃沈。
チャートノックで配信される銘柄は、
ストップが浅くても深くても押しが浅いので、
いずれも引っかからない。
たまに3%でロスカットされますが、
ほとんど変わらないという結果です。
ここから言えることは、
強い銘柄は押しが浅いので、
ストップが多少浅くても深くても変わらない。
強い銘柄の選定が重要である。
ただ、これが統計にはならないので、
どうしたものかと…
どういう意図で、統計と言われたのか?
まさか、膨大な過去のデータで検定しろと
いうことでは無いと思っているのですが…
過去のトレードを引っ張り出して、
その時のトレードを見てみるのがいいのかなぁ
とも思ってみたのですが、ちょっとやり方に
苦戦しています。
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「統計を取ったらいいよ」と、
勉強熱心な人は間違いなく知っていることです。
「統計を出さない」ということは、
知っていてもやらない典型的な事例の一つです。
では、
なぜ統計を取らないのでしょう?
トレードスキルをアップさせるのに必要であり、
重要なことと知っているのに、
なぜ、実行しないのでしょう?
次の3つが考えられます。
1・やり方そのものがわからない
2・やることの意味が感じられない
3・「あぁ面倒だ。答えをさっさと教えろ」
1だとしたら、やり方なんて
NETで調べればいくらで出てくるはず。
2の場合、統計も取らないうちから、
その意味など判断しようもない。
それなのに、意味がないとは
おかしな言い分である。
結局のところ統計を取る前から諦めている。
1も2も、統計を取らない言い訳・・・、
つまり、面倒を避ける言い訳を
しているようにしか聞こえない。
心の底から聞こえてくる声に耳を澄ませば、
本当の答えは3でしょう。
やらない理由は、面倒だから
図星でしょう(笑)
Tさんのように自分で確かめてください。
統計をとって、検証をかけて、問題点を発見して、
その問題点の解決策を考え抜いてください。
すると、
> 今は、むしろ、そのほうが気が楽のような
> 気がしています。
とか、
> 強い銘柄は押しが浅いので、
> ストップが多少浅くても深くても変わらない。
> 強い銘柄の選定が重要である。
ということが身にしみてわかってくる。
子供に「勉強しなさい」と言ってもやらないように、
勉強の面白さや楽しさを知ったら
自ら勉強し始めるように、
自ら統計を取り検証すれば、
いろんな発見があるんです。
見えてなかったものが見えてくるんです。
「強い銘柄は押しが浅いので、
 ストップが多少浅くても深くても変わらない。
 強い銘柄の選定が重要である。」
これ、
すごい発見ですよ。
トレンドが出ないチャート。
上下に振幅の激しいチャート。
これでは、儲けられないんです。
もっともシンプルに、もっとも大きな利幅を取るなら、
右肩上がりのトレンドを描くチャートに乗り続けること。
これが、儲け方の全てです。
儲け方の答えを言ってしまいましたが、
自分で確かめない人は、よくわかってないでしょうね(笑)