株価って、どうして動くんでしょうか?
チャートってどんな意味があるんでしょうか?
稼ぐためには、何を見て、
どう判断したらいいんでしょうか?

神奈川県のT様から
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(途中省略)
チャートノックを続けていると、
見えないものが見えてきている
そんな気持ちになります。
がまんとか、あーあとか思っている時が、
実は絶好のチャンスだったり
するのかもと思います。
なかなか実践ではそれができないのですが、
疑似体験の積み重ね、そこに想像力を
駆使すれば疑似体験が強化できるかも。
今朝、NYダウ、NSQ、S&P上昇、先物、
円相場の状況からもう少し日経の反応は
良いだろうと思っていましたが、終値で
反落でした。
で、ふと思ったのです。
米市場の状況や為替から日本株も上昇すると
見込んで慌てて買に入った人、直近損切と
なって同じように慌てて買に入った人などが
寄りつきの高値をけん引した。
そういう人が牽引したところで、
即座に利確しに入った短期トレーダーが
次の下落を誘発、FOMCや
日銀金融政策決定会合の状況を
見極めたいという慎重派の人たちは、
じっとまだ待っているという状況なのかな。
だから後場は買い手も売り手も
現れずにいたのかも…
本当のところは分かりませんが、
もしかしてそういうことか???
なんて。
こういうことを想像できるようになったのも、
チャートノックのおかげかもしれません。
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いろんな想像が広がることはいいことです。
チャートが動く背景には、
いろんなん要素が絡んでいます。
いろんなタイプの投資主体もあるし、
長期から極短期など取引形態もあるでしょうし、
下手な個人投資家もあれば、
自社株買いもあるでしょう。
日銀などのオペレーションなども・・・。
為替の影響やFOMCなどファンダメンタルズ要因、
米国、欧州の動静から北の地政学リスクなど。
あらゆる要因が影響しあって、
現在の株価が決まります。
で、
その全部の要因を分析しきれるのか?
そんなこと、できないですよね。
アナリストとかエコノミストとか、
そういう人がもっともらしく語るので、
口先だけで商売になる人も
世の中にはたくさんいます。
また、
そういう人がいたるところに
はびこっているので、
素人投資家は、あらゆるファンダメンタルを
知ることこそ儲けるコツだと勘違いして
しまうわけです。
私たちは、そういう講釈師に
なりたいわけではありませんよね。
相場からお金を稼ぎたい。
実践することでお金を得たい、
値幅を取りに行くことを
目指しているわけです。

今の株価は、
買いたいと思う人の総和と、
売りたいと思う人の総和が、
綱引きをした結果が
現在の株価になっています。
あらゆる全ての要因を反映しているのが、
現在の株価であり、株価を結んだものが
チャートとして表現されている。
つまり、チャートから得られる情報こそ
売り買いの根拠とするべきであって、
極端に言えばそれ以外の情報は
必要ないという事になります。
実践家がもっとも身に付けるべきは、
チャートを読み解く力です。
そして、それをポジションの
維持管理に活かせる経験値です。
Tさんのように、
チャートからその背景が見えてきて、
ポジションの維持管理に活かせる
力をつけることで強いトレーダーに
なれるんです。
チャートを読み解けるようになるためには、
チャートを読む練習を、何度も何度も
することです。
練習に次ぐ練習。
訓練に次ぐ訓練。
勉強、勉強、そして勉強です。
そのための
1000本チャートノックです。