宮崎県のK様から

━━━━━━━━━━━以下━━━━━━━━━━━
今日のメール配信で、
どういう銘柄が取りやすいのか?
と問いかけがありましたが、
 
チャートノックをしていて感じているのは、
強い銘柄は、持ち合いにしても、押し目にしても
支持線が割と明確で、押して来ないので、
反発を確認して早い時期に入ってLCを
支持線の直下に置くことで、リスクを少なくし
大きな利益を得る事が出来るのではないかと
感じています。
ただ、陽線が立て続けに出ているチャートでは、
入った次の日に大陰線が出るような気がして、
エントリーが苦手です。
今は、保有銘柄はありませんが、
とにかく少しでも、
チャートを読み解けるように、
練習・練習です。
━━━━━━━━━━━以上━━━━━━━━━━━
いろいろアイディアや、
こうしたら稼げそう、
こうすればリスクを限定できそうなど、
思うことをどんどん相場日誌に
記録していってください。
将来の財産になりますし、
オリジナルの強みになっていくことは
間違いありません。
書くだけではなく、
そのアイディアを検証してみてください。
自分で確かめていくことは、
投資本やセミナーなどで
テクニックを安直に教えてもらうことより、
断然自信につながっていきます。
今のような相場では、
「怖い」「苦手」と感じる人は結構多いです。
それも当然でしょうね。
日経平均はバブル後最高値の位置にいます。
私ですら経験したことのない高値です。
230メートルの断崖絶壁に
安全対策なしで立っている感じでしょうか(笑)
しかし、私は怖いと思うことはありません。
実際に断崖絶壁には立てませんが、
23000円の高値は平気です。
なぜなら、
利益を上げる方法を知っているし、
未来を予想できないこともわかっているので、
万が一のリスク対策も抜かりなく
ばっちり手を打っているからです。
上げていけばトレンドに乗り続けます。
様子を見ては増し玉を入れポジションを
膨らませていくことも抜かりありません。
下げれば両建てか一旦手仕舞いです。
手仕舞いしたとしても、
継続監視は当然のように行います。
それが仕事ですから当たり前のことです。
また、確率の世界であることは
十分承知しているので、
一回一回に感情を乗せることもありません。
> とにかく少しでも、チャートを読み解けるように、
> 練習・練習です。
その通りですね。
「怖い」「苦手」と感じるのは、練習不足です。
そして、経験不足です。
練習をサボるプロ野球選手は、
試合に出られません。
オリンピックを目指す、体操、水泳、
レスリングなどの選手たちが
練習しないなんて考えられません。
年末の大舞台に立つ楽器演奏者が、
練習しないわけがありません。
で、トレードの場合。
大衆投資家は練習するという概念がありません。
上がる銘柄を当てる。
上がるタイミングを当てる。
と、
当てることにしか興味がありません。
大衆投資家は練習をしません。
訓練も失敗トレードからの
フィードバックもしません。
つまり、やってもやっても
成長しないということです。
株は買えばいいというわけではありません。
買った後も、増し玉、逆指値を動かす。
両建て、手仕舞いなどやることは沢山あります。
さらに、一回のトレードが終わった後も、
問題点を見つけ出し修正し再チャレンジ。
フィードバックを怠りません。
それが実践家です。
次の場面を想像してください。
修行不足、経験不足の大将のラーメン屋さんの
暖簾をくぐってしまった時。
経験不足の外科医が執刀医になった時。
免許取り立ての人の運転する車の
助手席に乗った時。
フライト時間の少ないパイロットの
飛行機に乗ってしまった時。
ファンドマネージャーが、大学卒業したばかりの
若いお兄ちゃんの投資信託を買ってしまった時。
念願の一戸建てマイホームの大工さんが、
見習いの大工さんだった時。
どれも、残念な気持ちになりますし、
生命の危機をも感じてしまいます。
大衆投資家は、
これと同じことをやっているんです。
「怖い」「苦手」「焦る」と感じるなら、
練習に次ぐ練習。
訓練に次ぐ訓練。
勉強、勉強、そして勉強。
そうやって成長していけるんです。
そうやって稼ぐ体質を手に入れるんです。