今回、
Kさんらしい大変興味深い視点で
報告いただきました。

兵庫県のK様から

強い3銘柄とエセ強い銘柄3つ。
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●9749 富士ソフト
2月暴落を除き、25DMA接触すると
安定して押し目買いが入る。
しかもかなり規則的で等間隔
(ひと月に一回の頻度で)。
押し目で反発するだろうという
参加者心理の現れであり、
新規に参入する人は安心感から買いやすい。
⇒こういうのは便乗すればいいんだろうと思います。
また、毎回同じような深さで切り返すので、
損切ラインがわかりやすく、
リスクを限定したINがやりやすい。
例えば、直近押し目反発が確認できた
6/6寄付きに4535円で入れば、
ロストップは6/1安値の4430。
幅は2.3%で、リスクを限定してINできる。
また、5000節までの上昇が期待できるので、
その場合RR比率は4.4倍となる。
心理節をブレイクすればなお良い。
●3563 スシロー
(途中省略)
●8174 日本瓦斯
(途中省略)
以下、エセ強い銘柄3つについて報告
(一見強そうに見えて維持管理し難そうな、
あまり積極的に乗らない方がいい銘柄)
※自分の理解を確認する意味で報告します。
●3941 レンゴー
月足・週足・日足はいずれも右肩上がり。
日足では直近3カ月間、1000円節を
意識されて保ち合い、
6月にブレイクしたことを確認。
これから、上昇トレンドに
移行していくことが期待できる。
ただし、トレンドの動きに対して
1日のボラが大きい。
全体としてみれば徐々に
高値&安値を切り上げているが、
1日ごとに大きく上げたり下げたりしており、
安定していない。
まだまだ強さを感じない。
最低購入価格が安く、
手軽に買える低位株の特徴だと思う。
ギャンブルの対象にされている。
●7616 コロワイド
これもまた、月足・週足・日足
いずれも右肩上がり。
日足から、25DMAに支えられて
上昇する様子がわかる。
一見強いが、週足では上下のヒゲが長い
(2018年2,3,5月)。
押しが深く、あるいは上げたと思ったら
急に下げるダマシのような値動き。
なにより厄介なのは日足チャートから、
月単位での保ち合いのあと、
僅かな短期間で急騰し再度保ち合う、
という上昇サイクルを描いていること。
取り逃がさないためには、
逆張り的に入らなければならず、
一度INすると保ち合いにもかかわらず、
急騰を逃さないために
ホールドし続けなければならない。
しかも25DMAを大きく
割り込むこともある(2,3月)。
●4751 サイバーエージェント 
月足・週足は申し分ない上昇トレンドを描く。
問題は日足チャート上での値動き。
7616 コロワイドもそうだったが、
長期保ち合いの後の窓開け急騰。
週足を見て取引するか、
バイアンドホールドするならともかく、
日足チャートで維持管理して
利益を出そうとすると難しいと思う。
25DMAをデッドクロスしたぐらいでは、
手仕舞ったり両建てしては
いけないことになる。
わずか4カ月の間に株価が
50%増しているだけに惜しい。
結局、利益の取りやすさは、
株価の「上昇スピード」ではなく
「値動き」に依存する。
一本調子に上げていないので、
取りこぼしやすい。
今回ご報告は以上です。
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実に重要なヒントを提供していただきました。

エセ強い銘柄。
本当にチャートが見えていないと
このようなコメントは出てきません。
チャートノックを丁寧にこなしてきた結果、
ポジションを維持管理するにはどうすればいいか?
なんの為の維持管理なのか?
自分側の思惑と、
チャート側の動きと、
それらにある背景と意味がわかった時
利益がうまれるという事です。
Kさんは昨年9月より、
私のところにご縁をいただきましたが、
それまで株式投資をやったことがないそうです。
ここまで重要な気付きを得られたのは、
ご本人の頭の回転の良さと努力、
そして、チャートノックを
真剣に取り組んでいるからです。
1000万円プレーヤーになる日は、
そう遠くないでしょう。