一つ一つ丁寧に問題点を把握するということ

東京都のM様から


遅くなりましたが、9月のご報告です。

1、勝ち数 1回
2、負け数 1回
3、勝率 50%
4、利益平均 10,900円
5、損失平均 13,200円
6、平均損益額 -1,150円
7、平均損益率 1:0.82

9月も決済は2回のみ。
1本は、6099 エランで、思惑違いの動きで
エントリー根拠が無くなった為、決済(ご報告済)
もう1本は、7250 太平洋工で、
逆指値を高くしておいたら
ヒットしてしまいました。
後述します。

続いて、実戦取引のご報告です。



<7250 太平洋工>

9/10に1,739円×200株エントリー。
9/18、逆指値ヒットで
1793.5円×200株決済(+3.1%)

14日の陰線で跳ね返されると思っていたら、
日経平均の上昇につられてか、
陽線で抵抗線まで上げていました。

どうせ下がるならば、
と逆指値を高めに設定しておいたら
ヒットしてしまいました。
やはり、僅かばかりの利益に
気を取られるべきではなく、
逆指値も余裕を持って設定すべき。

僅かな利益に気を取られると、
大きな利益を逃すことになりかねない、
と感じたトレードでした。



<4503 アステラス>

8/22、1,875円×200株エントリー。
9/21、1,954円×200株両建。

前日の長い上髭陰線を見て、
頭打ちの可能性が高いと判断。

しかしまだ利益は+7%程しか無く、
両建するか非常に悩んだが、
レンジ相場を取る作戦の中ならアリかと思い、
実行に踏み切りました。

終値で2,000円を越えたら、両建外しと決定。

その後は、抵抗線上でウロウロ。
抵抗線を新たな支持線とするような
動きも見られ、10/4に2,021円で両建外し。
(-3.4%)
10/5、逆指値ヒットで決済(+5.2%)
両建分と合わせると、+1.8%まで利益圧縮。

大した利益も無いのに、
両建した結果の好例となってしまいました。

レンジ下落場面の作戦としてなら
アリかと思いましたが、考えが単純すぎたようです。

レンジ相場での右肩上がりチャートなら、
支持線まで下げてもマイナスには
ならないので、逆指値で対応しても良かったはず。


<4519 中外製薬>

9/5、6,490円×100株エントリー。
10/1、7,400円×100株増玉。

含み益は十分あったが、
恐怖の感情から増玉をためらっていました。

しかし、
利益に対する考え方を変えられた結果、
増玉に踏み切ることができました。

大きな利益を上げる為には、
多少の利益は失っても構わないと
思えるようになったら、
精神的に楽になりました。

そう思えるようになるまでが大変でしたが。

10/4、7,220円で200株逆指値ヒット(+3.9%)

前日に両建注文を入れるか迷いましたが、
含み益は+7.93%程だったので、逆指値で対応。

この日は特大の陰線だったので
決済となりましたが、シナリオ通りに
進めたのでOKと思っています。


<3064 MRO>
(途中省略)

両建の難しさを実感した取引となりました。
諸刃の剣なので、利益を削る可能性もありますが、
いざという時には利益を守る
強固な盾にもなってくれます。

どちらの効果が表れたにせよ、
重要なのはシナリオ通りに運べたか、
だと考えています。

そして、シナリオの精度をいかに上げていけるか。
今回、シナリオ通りに運ぶことはできています。
後は、復習チャートノックで
取引の検証を行うこととします。


よく反省できていますし、
一つ一つ丁寧に問題点を把握し
問題解決にあたろうとする姿勢は
必ず強くなります。


面倒がらず丁寧に、
繰り返し問題点を洗い出してください。
必ず成果に結びつきますから。