東京都のS様から

「弊社のプロジェクトを開始して成長を感じられるか?」
という質問に対して報告をいただきました。
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7月の終わりの時点での自分を思い起こしてみると、
ちょうど、過去のトレードの2回目の見直しを
終了したところです。
で、違いがあったかと言いますと、
明らかに変わった点があります。
おかしいくらいに、また、悲しいくらいに、
おなじ間違いを繰り返していることがわかりました。
しかも、その時その時の感情やそうする理由を
メモったものを見ますとその時その時に別の
もっともらしい理由をつけても、結果的に
同じ誤りをしているということがわかりました。
人の思考とはこのようなものかと、
客観的に自分を観察できるようになりました。
この弱点を是正するためには、
(途中省略)
また、心のフラクタルといいますか、
自分がつまらない過ちを犯すときにどのような
心理状態になり、また、その心理状態が如実に現れ、
繰り返しきた過去の人生の実体験における失敗も
捉えることができています。
つまらない考えが、暴れだしそうになった時に、
「ああ、そうだった。」と、
思い出すことを習慣化している最中です。
(途中省略)
そして、こうして発見した新しいものを
行動の規範として盛り込むために、
一度立ち止まり、経過を振り返り、
未来のタイムラインを設定することが
次の短期目標になっています。
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「質問」
(次回の節目にも)同じことを聞きます。
その時に、変化を感じられない、
成長が感じられないとするなら、
夢や目標を追いかけることを、
やめたほうがいいかもしれません。
自分に負荷をかけなくてすみます。
心の底では、変わることより、
楽に生きることを望んでいるのかもしれませんから。
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半月前と今の自分をまた比較すると、
明らかに新しいものを吸収していることを
はっきりと自覚できます。
(途中省略)
投資の勉強を始めるようになってから、
約1年、家族やみなさま方の支えのおかげで、
漸く腰を据えて投資に向き合う土台が
固まりつつあることを感じております。
いつも、ありがとうございます。
それではまた、ご報告いたします。
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「意識」と「無意識」
人の行動は実に97%が「無意識」のうちに
行動しているそう。
「意識」と「無意識」は
乖離していることが多くあります。
意識的に行動したとしても、
実は無意識のなかですでに決まってるんです。
その行動基準は、これまでに蓄積してきた知識や
過去の経験、それまでの行動習慣によります。
「人は自分自身に無自覚であるという事実に、
 無自覚である」
ヒトは自分自身に対して他人なのです。
(脳には妙なクセがある 池谷裕二著「扶桑社新書」)
とあります。
無意識のうちに行動できるということは、
日常生活にあっては楽なことです。
自分の体を自動運転しているわけですから。
しかし、無意識が「なりたい自分」になることを
阻害するようプログラミングされていたら・・・?
新しい行動習慣を学ぶことより、
これまでの行動習慣を選択するように
プログラミングされていたら・・・?
それは致命的なことです。
「なりたい自分」になれないことを
意味するからです。
投資で稼げるようになる人が5%なのは、
2つの問題点があります。
一つは、
正しい方向の努力をしていないこと
もう一つは、
正しい努力を知っても継続できないこと
今回の無意識の話しは、
「なりたい自分」になるように努力してもなれない。
だから、自分には無理だったんだと諦めてしまう。
つまり、続けられないという問題の
対処法の根本にあることです。
正しい努力をしても、
「なりたい自分」になれなければ、
誰だって嫌になります。
その原因が、無意識レベルの行動にあるんです。
では、無意識レベルの行動を
改めるにはどうすればいいのか?
答えは、意識して自らの行動をチェックし、
プログラミングを書き換えるしか
方法がありません。
具体的には、・反・復・練・習・です。
何度も何度も申し上げていることです。
スポーツ選手なども、無意識レベルで動けるように、
意識して反復練習を行っています。
字を上手に書けるようになるのも同じ。
楽器が上手にできるようになるのも、
料理が上手になるのも、
絵を上手く描けるようになるのも同じ。
英語の上達も、九九を覚えることだって同じ。
投資で稼ぐようになることも、
なんら変わらないんです。
「無意識」レベルの行動を「意識」して
振り返りチェックし修正し、再チャレンジ。
これしかありません。