ファンダメンタルズをどう捉えるか?という問題

千葉県のN様から


ファンダメンタルズについて


筆者がファンダメンタルズを調べる唯一の理由は、
その内容に、買い手を引き付ける効果が
あるかどうか?と、いう事です。

長期の成長性とかビジネスモデルには
関心が無いと言っています。

買い>売り となりそうな大衆を
引き付ける内容があれば、
買う理由の一つとして
参考にする程度なのだと思います。


本当にファンダメンタルズ自体は
建て切りの理由にはならないと思います。

何か材料が出ても「織り込み済み」とか、
「悪材料出尽くし」とか、
後付けで理由をいくらでも付けることが出来ます。

大衆は自分の建て切りを正当化するために
ファンダメンタルズを使うのだと思います。

「長期の成長性を確信して
 成長株を持ち続ける」
という人がいますが、
バフェットさんならともかく、
一般の弱小投資家には効率が悪すぎる。

成長株と言っても
一本調子で上がるわけではないし。

それよりも、例えば、投機で買ったものが、
思うように値上がりせず、
損を確定したくないほど損失が膨らみ
「それなら上がるまで持っていよう」
という考えの言い訳として
「この会社の将来性に長期投資している」
と言っているだけに思えます。

急にトレーダーから投資家に転身です。

今、自分にとって必要なのは効率の良い
「トレード」であって、
大金持ちがする「投資」ではないと思います。


学習曲線について


自分は今、「迷いのトレーディングフェーズ」
から「内面的飛躍フェーズ」への移行期に
あると思います。

既に強力なメンターを得ている事、
日々、学習体験が積みあがっている事、
あともう少しで「糸口をつかむ」ことが
出来そうに思います。


「内面的飛躍フェーズ」
に入りかけていると思うのは、
筆者の言う、丁寧にトレード計画を立て、
計画に外れず、全てのストップを尊重し
リスクに冷静に対処していく。

衝動的なトレードがなくなる、
などが出来るようになっているから。

いままでわからなかったことが分かり、
気づかなかったことに気づき、
あともう少しで、暗闇を抜け
光が見えてきそうに思います。

前回、先生が下さった返信では
大事なことが見えてきました。

ブレインパッドと塩野義の件で、
売りが出尽くして買い>売りに
なるんじゃないかとおっしゃってた件です。

「売りが出尽くす」という事を
言葉だけで今まで
理解していたように思います。

ちょうど、トレーディングエッジ入門の
「リンス」の辺りを読み返していて、
ハッとしました。

「売りが出尽くす」のがチャート上に
見えることも案外多いのだと、思いました。

大衆と同じところで仕掛けていては
強力なエッジは得られない。

大衆は常に間違っているのだから。

検証作業でも、もう一つ見ていく場所が
増えそうです。

ありがとうございました。


>急にトレーダーから投資家に転身です。


(笑)
どんな時も、自分を正当化したいですからね。
やっていることが間違っているとは認めたくない。
だから上達できないんでしょうね。


>あともう少しで「糸口をつかむ」ことが
>出来そうに思います。

もうすでに糸口を掴んでいるように
私からは見えます。