感情こそ、人の行動の源泉だ

東京都のN様から


>チャートは人間心理の軌跡です。
>同じ株価を見てなぜ売ろうとするのか、
>もしくは買おうとするのか?
>他の人がなぜそんな行動を取るのか、
>もしくは取らないのか?
>
>その理由を常に推測する習慣を養うことで
>チャートがあなたが次に取るべき行動をはっきり
>より鮮明に映し出してくれることになります。
>
>質問です。
>というか、実験です。
>
>コンビニ、レストランの店員、
>職場の同僚、駅員さん、
>奥さんあるいは旦那さんなどに、
>次のような声を掛けてみてください。
>
>・一生懸命働いてるね
>・いつも、本当にありがとう
>・よく頑張ったね
>・ありがとうね。助かったよ
>・よくやってくれているね
>
>と、労いの言葉を掛け、あなたが
>相手を認めていることを伝えてみてください。
>
>そこに心理的な変化が起きたからです。
>
>人の行動には、心理的な理由があることを
>はっきり確認することができるはずです。


職場でも、ありがとう。助かるよ。
君の頑張りで達成できたよ。
という声かけをすると、
本人はすごく嬉しそうにします。

誰も知らないフリではなく、気づいてくれる。
気にしててくれる。
ということを明示することは、
確実に本人にポジティブな心理的な影響がありますね。
(ここは気をつけて行っていますね〜)

先日は、幸福度について議論したときも、
トラブルやクレーム対応を頑張ってるメンバーは、
こういう声かけをされると
頑張れるという話をしていました。

奥さんとも、以前、
ありがとうを言い合うということをやってました。
わざとかもしれなけど、言われると嬉しいです。
お互い助け合おうという気持ちになります。

逆に、最近そういうのがないのかギスギスしてます・・・
またやろうかな。

ということで、行動によって
心理的な影響があることを改めて認識しました。

最近、なんどもトレーディングエッジを読んでます。

特に間違っている大衆投資家の動き、リンス効果、
エアポケットの理論、ピークリバーサルの部分。

ここを、世界同時株安以降のチャートの動きと
大衆心理を考えながら見ています。

一番底から反発し、二番底へ行く心理は
テキスト通りでした。

二番底からの戻りは、戻る銘柄、戻らない銘柄、
この差はどういう行動&心理なんだろうかと
調べ始めました。
(そもそも下落しない銘柄もありますが)

エッジの100回統計に追加して、
2番ぞこからの戻りパタンの統計も取りたい。
やりたいことが増えていく・・・
やるだけなんでやればいい。

同じように、自分にも
「行動を起こして心理的な変化」を与えましょ!


トレードで上達するには、
トレードに関わること以外からでも
どこでも学びはあります。

日頃から、Nさんのように
人の感情とか心理とか意識してみると、
人は感情に支配されて
行動していることがよくわかります。


相場参加者の圧倒的大多数の
9割を超える大衆投資家は、
心理がトレードに影響しているなんて
考えもしていません。

しかし、私たち実践投資家は、
9割を超える大衆投資家が見えていないものを
見ています。

圧倒的な強みになりますね。


>奥さんとも、以前、
>ありがとうを言い合うということをやってました。

ぜひこれからも続けるべきでしょう。
たった一言ですが、それだけで
お互いが穏やかにいられるメリットは
大きいと思います。

ただし、相手をコントロールしようという
気持ちが入ると逆効果。

「普段と違う、怪しい、浮気か?」と
疑われます(笑)
自然な言葉の方がいいでしょうね。


>最近、なんどもトレーディングエッジを読んでます。

ここのところ、この本を読み返した
というお便りがすごく多いです。

より理解が深まったという感想が多いです。

当然だと思います。
この本に全て書いてありますから。

もつれた糸がほどけていくように、
内容がつかめてくるはずです。

それが成長している証です。