私のメンターは○○です


A様よりお便りをいただきました。
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はじめてメールさせていただきます。Aと申します。
メルマガはいつも楽しみに
拝見させてもらっています。
投資力のプログラムもプリントアウトして、
時間をつくって繰り返し読み返しています。
これから3回目を読もうとしていますが、
ふと疑問に思ったことを質問させてください。
住川さんは、投資に限らずなぜそんなにいろんな事を
知っていらっしゃるんですか?
どうすれば、同じように知識を付けることが
できるんでしょうか?
メンターがいらっしゃるんですか?
私には身近にメンターになりそうな人がいないので、
今現在は住川さんが僕のメンターです。
なんか幼稚な質問になってしまいましたが、
僕も真剣に大きな人間になりたいと思っています。
どうか、よろしくお願いします。
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何度も何度も読み返すことは大事ですね。
間違いなく、その時々で気付きがあるはずですから、
その時に感じた気付きを大事にして、新たな気付きを
まばゆいばかりの光り輝く気付きにしていって欲しいと思います。
私は昔、相場道を教わったメンターがいましたが今はいません。
4年前に他界されましたが、その精神はしっかり受け継いでいます。
今は、私のメンターは本です。
投資に限らず幅広くいろんな分野の本を読みます。
とくにスーパーアスリートの書いた本は、
参考になる部分が多いですし、何かを極めるということでは
投資に通じることも多いですから、肥やしになっています。
今現在は、為末さんの「走りながら考える」を読んでいる最中です。
私の場合、多読するよりも、深く読み込む習慣がついているので、
あまり多くの本は読みません。
気になったところはラインを引いたり、
後から参考になる部分は付箋を貼ったりするので、
結構時間がかかるからです。
本は、その人が考えたことや体験したことを、
簡単に教わることができます。
例えば、為末さんの本で、
「いつもの毎日を”続ける”ことは、
他の人生を毎日”あきらめる”ことでもある」
という項目がありますが、この一項目を見ただけでも、
教わることはたくさんありそうだとわかります。
為末さんの人生をそのまま経験することは誰にもできませんが、
為末さんの経験したエッセンスを簡単に知ることができるんですから、
それが私にとって最高のメンターになります。
本も含めて、周りで起きている出来事全てに対して、
深く考える癖をつけていくことです。
表面的なことだけ捉えて判断していると、
その行動は薄っぺらいものになってしまいます。
薄っぺらい経験を積み重ねても、薄っぺらいままです。
厚みのある投資行動なんて絶対にできませんし、
人生そのものも薄っぺらい人生で終わってしまいます。
世の中の、圧倒的大多数はそんな薄っぺらい思考で行動します。
だからこそ、

このようなピラミッド構造が成立します。
搾取される側と、搾取する側ということです。
昔は身分制度から逃れることが出来なかった
かもしれませんが、今は違います。
自分で自分の居場所を選ぶことが出来てしまいます。
だからこそ、投資力を身に付けることは大事なことなんです。
ぜひ、プログラムのテキストを何度も何度も読み込んでください。
新しい書籍やDVDや投資教室に通う必要はありません。
私がそのことを十分経験したうえで、
「こんな教材があったらいいな」を形にしたものなので、
結構自身があります。
まず目指してほしいのは、『守・破・離』の”守”の部分ですね。
なんでも思いついた質問・疑問などしてきてください。
全力でお答えしたいと思います。