東京都中野区K様から、
トレードの経験値を積み上げる仕組みを持っていますか?
という問いかけに答えてもらいました。
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住川様の講座を受けてからは、
トレードの経験値は実取引と仮想取引で積み上げますが、
実取引については衝動的な売買をしない限り
取引数は大きく増えないと思います。
実取引だけだと絶対量が足りないので
チャートノックをするというのは非常に
腹落ち感があります。
チャートノックと相場日誌で積めるもの、
積んでいくものと考えております。
両方とも実施しております。
私は実施そのものにノルマは設けません。
過去の経験上、1日○件のように設定しても
量を追いかけ質が伴わずとなり、
手段が目的化しうまくいったことがなかったので。
その代わりに、使命感(やらなきゃ)と
達成感(やった)と自己陶酔(理解した・納得した)を
うまく使ってモチベーションを効かせています。
地味な作業なので、
それゆえ作業の効率化は常に追求しています。
項目の追加・削除、記載の粒度、
フォーマットの変更は思うたびに変えています。
変更は、持続と振り返りがしやすい観点でしております。
記録の見直しは、今の課題です。
正直しっかりとできていなかったです。
どうも記録が目的になってしまっている感じです。
原因は情報過多で、
振り返るのがおっくうになっているのだと思います。
やればやるほど情報として溜まっていくのですが、
それを経験値化するには、やはり見直しは必要で、
情報処理が今の肝となっています。
なので、気づきをエッセンス化し、
別にまとめることにしました。
1回のチャートノックも気づきが多いときで
10行以上にもなるのですが、それを単純化し
一覧化することで情報量を減らします。
情報の量を増やすのではなく、
レビューの繰り返し数を増やすことを意識してます。
それが私なりの効果的なやり方です。
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トレードは失敗の連続になります。
トレンドフォローを選択した場合には、
7割近くは失敗する、つまり、
思い通りにいかないのが普通です。
失敗・・・、
私は失敗とは思いませんが、
うまくいかなかった機会をとらえて、
「なぜうまくいかなかった」を
客観的事実として記録を残し、
「どうすればうまくいったか」を
自ら問いかける仕組みを持っているかどうか?
これは実践家としては最低限必要なことです。
私たちが、強い投資家に成長するためには、
さらに突っ込んで評価の仕組みそのものを、
再検討するということも必要になります。
評価の仕組みを持っていたとしても、
自分にしっくりこない、
もっと工夫した方が効果的だ、
この部分は削って他に時間を当てた方が良さそう、
ここの問題はクリアできてるから、
次の課題にチャレンジしよう・・・。
などと、仕組みそのものを見直すことは、
成長を加速させることにつながります。
それを実践していらっしゃるのがK様です。
お盆明けにレポート7ページ分に渡る、
これまでのご自身の振りを、
送ってきてくださいました。
・株取引を始めて昨年まで
・投資力養成プログラムを始めた頃
・6月(ずっと抱えていた違和感に気づけた時期)
・7月(強い銘柄の本当の意味に気づけた時期)
・8月(現状の分析)
・今後の改題(短期・中期)
よくまとまっています。
このような経緯をたどって成長するんだ
ということがよくわかりました。
私もなんとなく、
こんな感じだろうと想像はしていましたが、
それを一人の受講者様の成長過程を通じて
知ることができました。
K様の偏差値が低いという意味ではありませんが、
脚本家がいれば、「ビリギャル」のような
ストーリーの映画にでもなりそうです。
以前、沖縄のF様が次のように表現されました。
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これらの変化をもたらしてくれたものは間違いなく、
相場日誌とブレークダウンした行動計画です。
驚きの変化です。
人間2か月でここまで
変われるものかと感じます。
相場のやりかたや銘柄選択を教えてくれる人や
書籍はたくさんあれど、その相場をやる意味を
考えさせて、行動計画からかえさせてくれる
プログラムなどそうはないでしょう。
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沖縄のF様や東京のK様など、
多くの受講者様が変化していく様を目の当たりにすると、
「やっててよかった」
「もっと頑張って、多くの人に気づきを得てもらおう」
と思う瞬間です。
正しい努力を重ねれば、
誰だって成長し強い投資家になれる。
いつまでも稼げないのは、
努力の方向性が間違えているだけ。
と、今回再確認しました。