愛媛県のS様から

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前回よりも1日1日の動きを注意深く
観察するように心がけてチャートノックを
してみました
何もかも想像の域を出ませんが
改めて気付いたことがあります
そうじゃないかと予測をして
その通りになったかならなかったか
という事よりも、そうなったときにどうするか
またはどうするのかを決めておくことが
最優先事項であるという事です
今月は大塚HDにエントリーしました
日経平均に採用され1200億円の
買い需要が発生するとのこと
上昇トレンドであること
上場来、年初来の高値であること
貸借倍率は0.8倍であったこと
これらのことから私の中での上昇の確立は
80%だと思っていました
ところが、買った所が高値圏となり
5日間陰線を引きました
損切はしましたが、買いが入るという
先入観が損切りのタイミングを遅くさせました
完全に私の思い込みと慢心です
年初から口座はマイナスとなりましたが
大事な事を学ぶことができました
何事も起こりうることを
痛いほど実感しました
予想と思い込みが
いかにあたらないか再確認しました
だから予想が当たる事よりも
逆行した時にどう対応するか
できるだけ損失を抑える事に注力する
住川様にあれほど言われているのに
また今更です
しかし必ずこれを次に生かし口座をプラスにします
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> そうじゃないかと予測をして
> その通りになったかならなかったか
> という事よりも、そうなったときにどうするか
> またはどうするのかを決めておくことが
> 最優先事項であるという事です
そういうことですね。
上がる。
もしくは、
下がる。
そのつもりでエントリーしますが、
未来の出来事は誰もわかりません。
上がると思ったから、上がる事しか考えなかった
というのは実践家のやる事ではありませんね。
上がると思ったけど、保ち合いに移行したらどうするか?
上がると思ったけど、逆行したらどうするか?
上がると思って上がったら次はどうするか?
これを事前に決めて実行に移すだけです。
先入観というか、決めつけというか、
固定観念は時に間違った判断を
してしまうことになります。
太陽を見て、
日の出の時間に見れば「昇る」といい、
夕方に見れば「沈む」と言います。
全く同じ瞬間に日本では「昇る」で
アメリカでは「沈む」です。
同じ場所でも時間によって見え方が変わり、
同じ時間でも場所によって見え方が変わります。
さらに宇宙に飛び出れば、
太陽は昇ることも沈むこともありません。
私たちは、物事を客観的に見ているようで、
自分の置かれた立場で主観的に見ていると
言えますよね。
チャートも現在の株価も見たいように
見ていることになります。
上がって欲しいと思っていれば、
損切りは必要ないと思うでしょうし、
含み益がちょっとしかなくても、
含み益の減少に恐怖を覚えれば
チキン利食いすることでしょう。
順張り派は、反転すれば手仕舞いを考えて、
逆張り派は、反転は利益拡大のチャンスになる。
どちらが正しいということではなく、
ものの見え方は、立場によって左右される
ということです。
この事を知っておくだけで、
チャートの裏側が見えてきませんか?

◆ 質問します

チャートも
現在の株価も、
自分の感情、立場次第で見え方が違うとするなら、
あなたは、
どんな対策を取っていますか?
また、
どんな対策を取ることができると思いますか?