なぜ、FXを選んだのか?なぜ、株取引を選んだのか?

Mさんから質問をいただきました。

こちらの商品ですが、株式投資限定でしょうか?私はfxをしておりまして、チャートという面では共通ですが、どうなのかお伺いしたく、メールさせていただきました。

FXに通用するかどうかは、過去に何度か同じような質問を頂いているので、最後にリンクを貼っておきます。

1・いい機会だから考えてみて

さて、今回、せっかく質問を頂いて、いい機会ですから考えてみて欲しいと思います。


FXをやってる人は、
「なぜ、FXを選んだんですか?」

株をやってる人は、
「なぜ、株取引を選んだんですか?」


お金を投下して差額が利益になる事は同じです。それなのになぜ、FXなのか?もしくは株なのか?



明確な答えは出ないでしょう。私も最初はそうだったから分かります。

私もFXをやった事があります。

FXをする理由は、少ない資金で取り組めるから。そして、雑誌やFX本など見ると楽に誰でも儲かりそうと思ったから。
大した理由ではありませんが、ほとんどの人が同じような感じだと思います。

そして、株でも同じで大した理由がないはずです。



2・なんとなくでは儲からない

なんとなく取り組んでいては、儲かるわけがありませんね。


「欲」にほだされた95%の人が、相場の世界では負け組として資金を失っていきます。

FXを始めた人のほとんどすべての人が、一年以内に資金を無くします。減らすのではありません。無くしてしまうんです。手持ち資金がゼロになるということです。破産です。

先物の世界では、3ヶ月のうちに90%以上の人が資金を失います。わずか、3ヶ月のことです。

信用取引を行う投資家のほとんどが、評価損を抱えているという事実もあります。



これがなんとなくを繰り返す人の成れの果てです。

FXや先物をやらないので私にはわかりませんが、株はチャートの背景が他のものより断然読みやすいのです。

基本的には人が売買に関与しています。
そこには多様な思考や感情、思惑が存在します。

3・人が売買に関与する

相場には「人」が介入しています。

  • ビューっと上昇する株価を見れば置いてかれまいと、飛びつき買いをする者もいれば、同じチャートを見て含み益があるうちに利食う人も。
  • 市場参加者の中には、日銀のお金も入る。
  • 株価が安くなれば下落を阻止するために買われ、逆張り的な動きをするでしょう。
  • クジラという巨額マネーが入ってくれば、それだけで個人の思惑を吹き飛ばすようなものすごい動きもするでしょう。
  • ヘッジファンドは姑息な仕掛けを行って、自分に有利な環境を作ることを考えるでしょう。

相場に参加する人は様々。
多様な種類の人間がいて、それぞれ違う思惑で動く。


で、株は買われるものなんですよ。

今、コロナ禍にあって3万円を突破しているのは、金融政策の影響が強く出ている事は明らか。
コロナが落ち着いても、引き締めることは簡単にはできません。
景気浮上の芽を摘むことになりますからね。今後もずっとお金がジャブジャブ、市場に流れ込んでくることでしょう。

4・トレンドフォローが儲かる

次に、トレンドが出る銘柄というのは、どんな環境にあっても存在するんです。
なぜなら、みんなお金を稼ぎたいから。


お金を稼ぐには、上昇する株に乗っかる

上昇が目立てば、ランキングに名前が出る

余計に目立つ

乗り遅れたくない

どんどん株価は上昇する。



トレンドフォローが機能することになります。

本当に儲かる戦略はトレンドフォローです。
トレンドが出る限り乗り続けることです。



例えば神戸物産。

2018年ごろは650円(分割は無視)ぐらい。
昨年11月に3670円で、2年と少しで5.6倍です。
理由は明確、タピオカ人気。

最近ではエムスリー。

2019年初めには2000円前後だったものが、
昨年末には10000円で、5倍になりました。

レーザーテックでは、7倍。



こういう銘柄がゴロゴロしていますし、その足跡がチャートにはっきり表れています。

ただし、一直線に上げる事はありませんし、買った銘柄がこの先暴騰する事などわかるわけがありません。
これは、確率を知る事で解決できます。

そしてトレンドに乗っても押しや、押しと見せて反転下落もある。
これは、維持管理の技術で解決できます。

そして、リスクを限定しながら利益の最大化を狙っていく技術では、5倍や7倍どころではなく、もっと取りに行ける。

トレードの本当の強みは、トレンドフォローにあると考えます。

そのトレンドフォローを展開するのに、もっとも適しているのが株取引だと思っているし、私はトレンドフォローで毎日神社にお祈りに行くしかなかったどん底から抜け出す事ができました。


同時に受講者の皆さんも、トレンドフォローを使い、チャートの背景までを想像し、維持管理ができるようになって、しっかり稼げるようになっていきます。

さすがに受講者さん全員が稼げるようになれるわけではありませんが(課題をこなさないから)、独学でやるより遥かに高確率で稼ぐようになっていきます。



私は、このように株取引の優位性を語ることができます。
もっともっと語ることもできますが、今日はこの辺で。

5・FXに通用するかどうかの回答リンク

FXでは使えるか?という質問をいただく機会が結構あります。
答えを先に言うと、応用できる者は「使える」
応用できない者は「使えない」

応用できない者とは、マニュアル大好きコピペ人生を歩む人をいいます。



⇒ 市場心理という面においては同じ?FXトレードにも有効なの?

⇒ 違って見えるからこそ、面白い(笑)

⇒ 向こう側の心理・こちら側の心理。知ると知らないでは大違い!

⇒ 9割の人にとってチャートは単なるお飾りです

6・まとめ

私はプログラム中でも、「根拠を明確にしてください」と口酸っぱく言い続けています。

その理由は、いちいち全てのことが曖昧なまま取り組んでいる結果が、現在の姿であり、根拠をはっきりすることで後々検証することができるようになるからです。
その結果、間違っている箇所を修正し再チャレンジして検証する。
この繰り返しで上達することができ、稼ぐようになっていけるわけです。



「なぜ、FXを選んだんですか?」
「なぜ、株取引を選んだんですか?」



この根拠をはっきりさせれば、いったい自分が何をやりたいのが見えてきます。そして、問題箇所が炙り出され、やるべきことが明確になっていくことになります。


「根拠を明確にしてください」
こんなことをアドバイスしているのが、「投資力養成プログラム」であって、単なる教材とはわけが違います。




専属のトレーディングコーチを雇っていると同じことです。