東京都 Mさんの報告から
- 減らす恐怖に捉えられ・・・
- 従えなかったことがショック
- シナリオに沿ってやるべき事をやるだけと考え、行動することができた
- どういうスタンスで勝とうとするのかを振り返ってみるといい
東京都のM様から
前回のご報告の続きです。
3064 MROの増し玉を8/30に行ったのですが、
考えさせられる結果になりました。
事前に、抵抗線を越えれば増し玉と決めていたのに、
抵抗線を越え、さらに上げ、+10%も余裕で
越えているのに、なかなか動けませんでした。
増し玉した途端下がって、含み益を
減らす恐怖に捉えられてしまいました。
今回よく分かったのは、私にとっては
恐怖が欲を上回るということです。
将来の利益を取りっぱぐれるよりも、
今ある利益を減らす方が怖い。
トレンド発生時、増し玉は最上の
一手だと分かっているのに。
動けたのは、午前中に配信された
チャート分析のメールに
背中を押して貰えたからです。
私にとっては、
これ以上無いタイミングでの配信でした。
もし配信が無かったら、又は、
他の銘柄の分析だったら、
増し玉してなかったと思います。
動くべき時に動けない。
悩んだ末のシナリオなのに、
これに従えなかったことがショックでした。
精神的にはあまり成長してないのか、
と思ったり…。
上手くやろうとし過ぎているのかも?
と思ったりしました。
その後、9/12に支持線で大きく反発。
利食い売りに若干押されて引けていましたが、
翌13日にシナリオ通り両建外し+増し玉としました。
前回の増し玉で、シナリオ通り
動けなかった自分はもう嫌だ。
どうせ上手くやろうとしてもできないんだから、
ゴチャゴチャ考えても疲れるだけ。
シナリオに沿ってやるべき事をやるだけと考え、
行動することができました。
一歩前進、です。
(以下省略)
今回もいい経験をしましたね。
含み益を減らす恐怖は誰にでもあることです。
行動心理学では所有効果といいます。
一旦所有したものは自分にとって価値が高く、
手放したくないという心理ですね。
人はものを得ることより、
失うことを避けたい傾向にあります。
これがトレードにも影響するんです。
>増し玉は資金を膨らませる最善の方法と
>わかっている。
もう少し突っ込んで言えば、1
0%とか10%以下の利益を狙うのではなく、
もっと大きな利益、
できればホームランを得たい。
これが本来望んでいることですよね。
万が一、最終的に含み益が飛んでしまい
プラスマイナスゼロになったとしたら、
その程度のタイミングだったということです。
その程度なので、ホームランが取れるわけでもなく、
プラスマイナスゼロで十分。
トレードとしては成功トレードです。
今一度どういうスタンスで勝とうとするのかを
振り返ってみるといいと思います。>
トレンドフォローであれば勝率は3割程度。
損益比で1:2。
これができればトータルでトントンになるはずです。
まずこのことさえできていれば
マイナスにはなりません。
次に、利益を取りたいので、
トレンドが出たならとことん乗り続けることです。
増し玉のタイミングをみて乗せる。
押しか?反転か?
わからない時は両建てで様子を見る。
ホームランが儲けとして残っていくんです。
この考え方をしっかり固めてください。