下りのエスカレーターに乗って上の階に上がろうとする人はまずいないだろう。たまにやってるのは小学生ぐらいの元気な子で、さすがに大人になるとできない(笑
上の階に上がろうとすると、上りのエスカレータを使うのが当たり前である。急いでいるときは、ステップを上れば早く着くし、立ち止まっていても乗ってさえいれば上の階まで上がれる。こんなことをいちいち解説するまでもない(笑

しかし、ことお金を儲けるということになると、下りのエスカレータに乗って上に上がろうとする人が実に多い。上ろうと思っても上れない。子供ならまだしも大人なら恥ずかしいうえ、たぶん、途中で足が回らなくなるので大変危険だ。止めておいたほうがいい(笑
この事に気付かない人は、いつまでたってもピラミッドの最下層で上層階の人たちを支え続けなければならなくなるし、いつでも交換可能な社会の歯車でい続けることになる。
 

資金を溶かして終わることになるのはなぜなんだろう?

ほぼ全員がお金をたくさん稼ぎたいと思うから株やFXを始める。
高額な収入を得て、かっこいい車に乗り、豪邸に住み、大事な家族と楽しい休暇を過ごしたいと考えている。そして、人に喜ばれるお金の使い方をして「尊敬されたい」「称賛されたい」と口に出さないだけで内心ではそう思っている。
しかし、考えたり思ったりしているだけで、それを実現できる人はほんの一握り。圧倒的に多くの人が「考えるだけ」「思うだけ」で資金を溶かして終わることになる。
 

  • いったいそれはなぜなんだろう?
  • 一部の人が夢をかなえる一方で、圧倒的多数の人が「考えるだけ」「思うだけ」で終わらせてしまうのはなぜなんだろう?

この疑問を私は徹底的に追求しクリアした。その答えが、冒頭のエスカレーターの話しにつながる。
圧倒的大多数は、下りのエスカレーターに乗りながら上を目指すので、いくら上っても進まない。上に行きたければれば、上りのエスカレーターに乗ればいいのに。

お金の相談などにのっていると、お金を欲しいと思う反面、お金に対する感情はネガティブな人が多い。村上ファンドの村上世彰氏の発言で、「お金を稼ぐ事は悪い事ですか?」とピラミッドの最下層のマスコミの取材陣に憤慨していた姿は印象に深い。当時、村上氏や堀江氏をお金の亡者のように仕立て上げ、お金持ちは大悪党のような喧伝ぶりであった。
結局、これだけ見ても、庶民のお金に対するイメージや成功者に対するイメージはネガティブな感情を持ってしまっていることがわかる。
お金自体は悪いものではない。単に善いも悪いもない使い勝手の良い便利な道具である。
もし、「金が汚いもの」とするならば、世の中の人間全てが汚いものを稼ぐために働いていることになる。
ちょうど今の時期、春闘という名の「汚いものをもっとよこせ運動」を行っている。生活保護や子供手当と称して汚いものを支給しているし、年金では老後のために汚いものが支給される。大震災後、街頭やテレビで連日のように募金を呼び掛けていたのは汚いものを集めるためということになる。
そういえば、キムタクが汚い5億円が当たる宝くじを呼び掛けている。世の中汚いものだらけだ(笑
これは意識的にオーバーに言っているわけだが、ピラミッドの最下層にいる人のお金に対する感情は、こんな感じでネガティブなのである。
 

そんなお金どこにあるの(怒

私が子供の頃、何かをねだろうものなら「そんなお金、どのこにあるの」(怒
ときつい口調で母親に言われた。今でも忘れない言葉で、心に突き刺さっている。「お金はいつもないものなんだ。お金に関することを話題にしたらいけないんだ」と子供ながらに思っていた。
学校教育でも、お金に関する正しい認識を教わった覚えは無いし、「性」の問題と同じように、決して触れてはいけないもの、隠して表沙汰にはしないものという考え方をしていた。
だからこそであるが、サラリーマンを辞めて独立した時は成功できなかったし、初めての投資では、それまでの財産を吹き飛ばすほどの大失敗をすることになったわけである。
独立も投資も一生懸命上に上がろうともがいているのに、一方でお金に対するネガティブな感情という下りのエスカレーターに乗ったままでいる。だから、上がれるはずがない。上りのエスカレータにさえ乗れば、立ち止まったままでも上の階に上がれるのに。
 
結局、圧倒的大多数はお金に対する間違った認識を持ったまま、株やFXをやっていることになる。まずは、上りのエスカレーターに乗ることから始めろってことだけど、ステップを上る方法にしか興味が向かないから、苦労だけして最終的には上がれないことになる。
当の本人は必死なんだろうけど、小学生のようにすばしっこくないんだから、その場でジタバタしてるだけで、上から見ている者にとっては結構面白い(笑
 
 
 

お金を稼ぐ手段として、なぜ株やFXなのか?

私はお金にネガティブな考え方をしていました。そのようなつまらない制限に支配され人生を終わらせてしまうところでした。
お金に対する正しい認識を習得したおかげで、私は上りのエスカレーターに乗ることができたわけです。まだまだ道のりは遠いですが、53歳までに20億円を作るという大目標に向けて着実に歩むことができているというのが現状です。
 
ここで、質問があります。
 
お金を稼ぐ手段として、あなたは株やFXを選択していると思いますが、なぜ株やFXなんでしょうか?他に手段はなかったんでしょうか?
私の選択は株ですが、自分にとって最も適していたと判断したし、単純にお金を稼ぐなら一番手っ取り早い方法が株だと思ったからです。
 
世の中にはお金が稼げる職業はたくさんあります。
医者や弁護士、プロ野球選手などのアスリート、あるいはチェーン展開するラーメン店のオーナーなど、いろんな方法があります。
しかし、30歳を過ぎた自分が医者や弁護士になるために医学や法学を学ぶのは遅すぎますし、人様の命や人生を大きく左右する仕事には向いていません。
アスリートを目指すにも30過ぎの年齢では終わってますし、そもそもそんな才能はありません。ラーメン店の経営といっても、食に関してあまりこだわりもなく、店を出したとするとそれだけで1000万以上のお金を初期投資しなければならないので、これも現実問題としては難しい。
あとは投資で儲けるか宝くじを当てることしかなかった(笑
結構ナンバーズ4を研究しましたが、やっぱり確率以上のものは無いと分かったので、投資を選択するということになったわけです。
 

実践投資家への成長のプロセスさえ知っておけば・・・

投資で儲けることは、一見すると難しいように思う人もいるでしょうが、実践投資家への成長のプロセスさえ知っておけば、自分の目標を達成することも難しいことではありません。
高額な収入を得て、かっこいい車に乗り、豪邸に住み、大事な家族と楽しい休暇を過ごすこともできますし、人に喜ばれるお金の使い方をして「尊敬されたい」「称賛されたい」という内なる心を満たすこともできるわけです。
さらには「成長のスキル」が身に付いているので、昨日よりも今日、今日よりも明日の自分は確実に成長することができます。

仮に一日1センチづつしか前進できなかったとします。一日の差はわからないでしょうが一カ月たてば30センチの差がつき、半年経てば180センチの差がつくことになります。こうなると、その場に立ち止まっている人からは目の前に見えていても、手を延ばしても届かない距離まで進んでいることになるわけです。
私は投資関連書籍、DVD 各種セミナーなどあらゆる方面の勉強をしてきました。自己啓発関連の初期投資も惜しみませんでした。金額にすると数百万レベルです。
そして、仕事の関係上多くの個人投資家と話してきましたので、上手な投資家はなぜ上手なのか?下手な投資家はなぜ下手なのか?をいつも考え見てきました。
 
例外なく言えることは、上手な投資家は成長するためのスキルを知っているということです。
つまり、投資力を向上させるためのプロセスを身に付ければ、お金に関する目標を達成することができるのです。大多数の人は、投資をすることそのものが目的化してしまってますが、本当の目的はお金を稼いだその先に自分の感情を満たすことにあります。
そう考えると、目的達成のための手段である投資活動は、さっさと地固めして目的達成のために邁進しなければならないわけです。命は有限ですからね。
投資に関するテクニックやノウハウは、投資で儲けられるようになるための1割程度のウエイトです。残りの9割が、心の持ち方であったり、ミスに気付きそこから正解を導き出すスキルであったり、1の経験から何倍もの価値を見出すスキルということになります。
 
想像してみてください。

  • 世の中には投資関連書籍、DVDなどはたくさん出回っているのに、なぜ、多くの個人投資家は儲けることができないんでしょうか?
  • 同じチャートを見ているのに、なぜ稼ぎに差がつくんでしょうか?

 
多くの個人投資家は、自分が学んだことを自分のものにできないだけでなく、それ以外の大事なことを追及する努力を怠っているわけです。
大多数の人は、お金儲けをネガティブにとらえながら、ポジティブな活動をしようとしているので、下りのエスカレーターに乗って上の階に上ろうとしているようなものです。プラスとマイナスでプラマイゼロ。上手くいかないのは当然のことです。
 
テクニックやノウハウについても徹底的に触れていきますが、それ以外の大事なことについても完全クリアして投資力向上のプロセスを身につけるのが、「投資力養成プログラム」です。つまり、9割の大事な部分に照準を合わせているということです。
今すぐスタートすれば、三ヶ月後には90センチ前進できます。さらにその三ヶ月後には180センチも進んでいます。下りのエスカレータに乗った状態で上がろうとするのか?上りのエスカレーターに乗り換えて上の階を目指すのか?
 
よくいるのが、「今、決断しない人」です。
じっくり考えることが大事なことだと思っているんでしょうが、仮に万が一失敗したとしても、その失敗から大変多くの事を学ぶことができます。立ち止まっていては何の得るものもありません。
今、決断するか?しないか?の差は、大変大きいものになると私は断言します。