「 お金を稼ぐ人 = 下賤な人種 」
という概念から抜け出せない人がいる。


私もお金にまつわる仕事をしている関係上、お金を儲けることに不快感を覚える人から意見を頂戴することがある。

  • お金が全てか?
  • お金は全てではないか?

これは、お金を持って初めてわかることである。
お金を持った経験のない人が、
「お金が全てではない」
と言ったところで、お金がない側からしか見てない意見なので、ただの恨み節になるということを断言しておきたい。
私の知り合いには億万長者が何人もいるが、お金を稼ぐ事を卑下する人は一人もいない。全員が共通して、『稼ぐ事=社会貢献』という概念を持ち合わせている。
つまり、

  • お金を稼ぐ事を卑下して、貧乏人のままでいるのか?
  • お金を稼ぐ事を肯定して、お金持ちになれるよう挑戦するか?

この2種類の人間にわかれることになる。
私はまだまだお金を稼ぎたいと思っているし、お金を有効に活用することで人生の選択肢を増やせることも多くのお金持ちを見て知っている。
そして、一文無しになった状態も経験しているので、お金を稼ぐ事の大事さと難しさも、人間の本能をコントロールしなければならない不自由さも知っている。
だから、

  • お金が全てか?
  • お金は全てではないか?

このことは、身をもって体験していることである。
私ができることは、お金持ちの人たちの考え方や、投資で成功している人の思考パターンや、自分がやってうまくいったこと、失敗したことなど、成功しやすい手順を皆様にお伝えし「お金を稼ぐ事を肯定する人」のお役に立つこと。

お金を増やす3つの方法

お金を増やすには、
1・労働の対価で報酬を得る
2・運用して増やす
3・支出を減らす
この3つしかない。
1は、お金を増やすには限界がある。恐らく50歳過ぎた人であれば労働対価も頭打ちになる。若い人だってこれから年収が大幅に上がる見込みは薄い。
サラリーマンの平均年収はおよそ400万円で、平成9年をピークに確実に減り続けている現状がある。
働くことを犠牲にしろと言っているわけではなく、働くことにプラスして2と3を同時進行する必要が
あることを理解して欲しいと思う。
3に関しては、変に見栄やプライドを張らないこと。いいバッグを買っても、いい車に乗っても、でっかいテレビを持ってても、それがお金を生むことは絶対にない。
それどころか、そういう類のものは得てしてローンで買ってしまう。
ローンで買うということは、将来の自分の給料の前借だ。しかも、ローン会社に手数料まで支払って借りてくる。それだけの価値が、バッグや車やテレビや家にあるのかどうか?ということになる。
ほとんどの人は、見栄やプライド、業者の口車に乗せられて買ってしまうわけだが、しばらくすると後悔することになる。
「自分は後悔しない」と言う人もいると思うが、それは後悔しないように潜在意識の中で「良い買い物をした」と言い聞かせているだけのこと。
自分自身に甘い行動を許すか許さないかは、人様から言われてすることではない。
自分で決断するしかないのである。
ただ一つ断言できることは、「お金を増やしたいなら、お金を増やすべく行動を取れ!」ということ。
1・労働の対価で報酬を得る
2・運用して増やす
3・支出を減らす

この3つをバランスよくこなすことである。

  • お金が全てか?
  • お金は全てではないか?

これは、お金を増やしたら実体験できることなのである。