また、ありがたい感想をいただけたので。
Y様から。

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住川さんとご縁があり随分と年月が経ちました。
色々学ばせて頂いております。又。いつも励まされております。
落ち込んでいる時など(今もそうですが)住川さんのメール、
以前の物を引き出したり、フォルダからだして見たりして
心を復活させております。
推薦していただいた本の中から自分の心に影響を受けたり、
実践したりしています。
甘いなぁ、どんな人生歩んで来たのだろうと自分で自分に
嫌気がさして、卑下してそれでも住川さんの色んなものに
触れて心復活させて頂いております。
ほんとに感謝しております。
一番しっくり心が治まります。
株などはおっしゃる様に誰に言っても、理解しては貰えません。
株価に連動して心も動きます。
まだまだ教えて頂いている事を実行出来てない証拠だと思います。
高校野球のお話もいたく心に響きました。
いっそ株を止めれば心落ち着くのにと思う事もありますが
そうも出来ない状況もあり、かえって穴の中に転がり込む様な
ことにならないかと不安に思ったり、そんなのをひっくるめて
住川さんはご自分もそんな思いを体験された上でのお話に、
又やる気をおこさせて頂いております。
証券会社の人の言う事に引っ張られては駄目ですね。
勉強不足だと自分を見失ってしまいます。
こんな私に、お忙しいでしょうけれど、何かアドバイスを
頂けたら有難いのですが。
宜しくお願い致します。
―――――――以上―――――――
誰でもみんな同じことです。
今より良くなりたいと思ってない人はいないし、
思っただけで簡単に人生が好転していく人も皆無。
どこかで躓いたり、何かの壁に当たったり、
途中で投げ出したりするわけです。
そこで必要なのは、継続する技術であり、
突破する技術ということになります。
 
教材の中では、チャートノックの手法解説と、
それをする意味や効果効能を紹介していますが、
面倒がらずに続けることです。
相場日誌も、続けることです。
単なる売買記録じゃなく、教材にコツを示したように、
自分にとって意味のある内容の日誌をつけることです。
 
ただ、
チャートノックや相場日誌を付ける行為そのものが
目的になってはいけません。
 

  • 何のために、チャートノックをするのか?
  • 何のために、相場日誌を付けるのか?
  • そこから何を学びとろうとするのか?
  • 改善点は見つけられないか?
  • 改善点があるなら具体的対策を打ってるか?

こういったことが大事なのであって、
物事の本質を見失っては意味がありません。
しっかりとチャートノックの意味を考え
毎日5枚続けた人は、一か月実働20日としても
100枚のチャートに触れることができます。
半年で、600枚。
一年では、1200枚。
やり方を間違えている人や、あるいは、
チャートノックすらやってない人と、
1200枚のトレーニングを実行した人とを比べたら、
チャートの読解力にどのくらい差が付いているのか?
その読解力の差が、口座残高にどのくらい影響するのか?
口座残高の増減が、自分の将来にとってどんな意味があり、
何を得ようとしているのか?
 
・・・ということです。
やってない人と、やり続けた人の間には、
雲泥の差があることは、間違いないことです。
チャートノックや相場日誌も大事ですが、続ける技術も大事です。
個人投資家は、抱える問題を一人で解決しなければなりません。
そこが難しいところです。
 
「株を止めれば心落ち着く…」という思いもよくわかります。
私は「株を止めれば」というよりも、大金を得るには
株しかなかったから止めようとは思わなかった。
お金を稼ぐための手段の一つとして、
ラーメン屋を開業するほどの大金が必要となるわけでもない。
野球選手のように高い運動能力も必要としない。
医者や弁護士のように高学歴も関係ない。
そしてどこかに、
「人ができるんだから自分ができないはずはない」
という思いがありました。
 
「株を止めれば心落ち着く…」という思い。
私は、カープファンを止めれば、どれだけ心が落ち着くか?
と考えことがここ最近多い。
毎年毎年「今年こそは…」と言いつつも、調子がいいのは
鯉のぼりシーズン前までで、その後は定位置にきっちりおさまる。
チャンスは作るのに、「ここ」という時に決められない。
シーズン前の評判はいいだけに、真剣に応援すればするほど
実に腹立たしい(笑
でも、カープファンは止められない。
50年に初優勝した時のシーンは、子供のころでしたが
今でも鮮明に覚えてます。
初の日本一になった、対近鉄戦での江夏の21球も、
テレビにかじりついて見てましたので一球一球覚えてます。

 
山本浩二の最後のシーズン。
日本シリーズが初の第8戦までもつれこんだ対西武戦。
日本一の感動を味わいたくて広島市民球場に学校を休んで行って、
最後の最後に工藤投手にやられ、秋山選手にホームランを打たれ、
バク宙でホームインされた屈辱感。
やっぱり、単純にカープが好きだということです。
 
さて、そういうことを踏まえて。
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◆ 投資ステージを駆け上がるための3つのポイント
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ここに3つのタイプの人がいる。
1人目は、
何かを始めなければならないと思いつつも、今まで
生きてこれたんだから、取り急ぎ始める必要もない、
と思っている人。
2人目は、
取りあえず何かを始めるけども、上手くいかなかったら
途中で投げ出してしまうタイプ。
3人目は、
何かを始めると最後まで諦めないで挑戦し続けることが
できるタイプ。
成功法則などを学ぶと、「3番目のタイプじゃないとダメだよ」
なんてことを言うが、もう一歩突っ込んで考えてみる。
所詮、人間なんて横着なんだから楽な道を歩みたいに
決まっている。
私などは楽がしたくて仕方がない(笑
今、目の前に新しいことを始める必要性がなかったら、
苦労することをわかっていて新しいことを始めないし、
仮に始めたとしても、上手くいかなければ簡単に諦めるのが、
普通の人である。
◆ 見えない大きな壁の存在に気付けるか?
1人目のタイプの人と、2人目のタイプの人では、
見えない大きな壁が存在する。
始めてみなければわからないことがたくさんあるからである。
始めるということは、
「知らないことを知らない」状態から、
「知らないということを知る」状態に
確実に一歩踏み出したことになる。
世の中の圧倒的大多数は、株やFXは単なるギャンブルで、
大金持ちのやる娯楽か、道楽ぐらいにしか考えていない。
特に貯蓄好きの日本人はこの傾向が強い。
2人目のタイプのように、取りあえず投資を始めてみたとする。
AIJのような輩にお金を託すことの危険さや、
なんとかショックとか言われる暴落が結構頻繁に起きることや、
JALなど有名どころでも上場廃止になってしまうことなど、
意識を向けてなければわからないことや気付けないことはたくさんある。
一歩踏み出しそのなかに入ってみないと、
その世界の風景は見えてこない。
毎年期待を裏切られても応援してしまう側の気持ちは、
野球ファンじゃない人にはわからない。
特に、20年以上もヤキモキさせられる気持ちは、
カープファンじゃないとわからない(笑
 
◆ 突破力
次に、2番目のタイプの人と3番目のタイプの人の間にも
見えない壁がある。
ここを突破できるかどうかこそが重要になる。
取りあえず株を始めたとしても、あらゆることに
勉強不足だと気付くことになる。
何もかも、見るもの、聞くもの、全てが分からない。
これで、「知らないことを知らない」状態に気付けたことになる。
勤勉な人が多いので、あらゆるわからないことを克服していけば、
答えが見つけられるはずだと考える。
金融、経済などの話しにまで広げてしまうと、
勉強しなければならない範囲が莫大広がってしまう。
為替がどっちに向いているとか、NYダウが上がったの下がったの、
中国の政策がどうしたとか、ギリシャが厄介者だとか、
スペインやイタリアの国債がどうなっているとか…。
企業の業績が好転しているとか、円高で輸出企業がどうしたとか、
コンプガチャのがやりかたが汚いとか違法とか…。
どうでもいいとは言わないが、
まぁ、実践家にとってはどうでもいい(笑
株で儲けることの本質は、
上がるか?
下がるか?
だけなのであって、
上がると思って、下がった時にどうするか?
下がると思って、上がった時にどうするか?
上がると思って、利幅を取るにはどうするか?
下がると思って、利幅を取るにはどうするか?
この売り買いのマネージメントこそが重要なのであって、
アナリストばりの経済講釈は一切必要ない。
話しを元に戻すと、結局、2番目のタイプの人と
3番目のタイプの人の間には、そこを通過した人でないと
わからない見えない大きな隔たりがある。
つまり、まず始めなければ何も始まらないが、
始めたところで試行錯誤を諦めてしまっては何も成長しない。
だからこそ、最重視するのが「成長のプロセス」であり、
ここ最近よく言っている「継続する技術」であり、
高い壁を乗り越えるだけの「突破力」である。
継続する技術、突破力の源は、それが
好きかどうかにかかっている。
継続する技術のいい例がある。
20年以上も期待に応えないカープを応援し続けるのは、
好きだから(笑
これを読んでいる人で、株やFXを
始めてない人はいないと思うが、もし、
まだ始めてないなら、取りあえず始めてみることである。
始めてみないことには、
「知らないことを知らない」
状態であり、何も始まらない。
もし、一歩踏み出して壁に当たっているなら、
継続力、突破力を真剣に考えてみるといい。
・株やFXが好きなのか嫌いなのか?
・何のために苦労するのか?
・儲かった暁には何をしたいのか?
・苦労するだけの価値があるのか、無いのか?
・継続した先に見えてくるものは何か?
・突破した先に見えてくるものは何か?
・突破するのに犠牲にできるものは?
・また、犠牲にしたくないものは?
これらは、すべて自分でコントロールできることであり、
社会や政府や会社のせいにはではないので責任転嫁できない。
すべては、自分で壁を乗り越えるしかないし、
乗り越えた先に見えるものは、乗り越えたものにしか
理解できないものが待っている。
いろいろ思考を深めるとヒントが必ず見えてくるし、
自分でできることだから、どうにでも解決方法は存在する。
だからこそ、突破した時は楽しくもあり、
突破できないときには自分の責任であり苦しむ。
期待を裏切る球団のファンであり続けることは、
自分ではどうにもできないことでも結構苦しい。
ノーヒットノーランをやるなど、
中途半端に期待させるから苦しいのか、
それとも、そこそこ頑張ってるから、
応援のし甲斐があるのか。
そういう苦しみも楽しみの一部ということにしておこう(笑
投資ステージを駆け上がるための3つのポイントとは、
 
1・3つのタイプの人の間には大きな壁が存在する
2・継続する技術、突破力の源は、それが好きかどうか?
そして、
3・苦しみも楽しみの一つになるかもしれない
という話し。