青森のT様からお便りをいただきました。

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約1か月前くらいから参加させていただいています。
プログラムに沿って自己分析したところ、
自分の欠点は損切がうまくできない
ということだとわかりました。
実は何度も塩漬けを経験していますし、
今も含み損があまりにも大きく結局
塩漬けにしている銘柄もあります。
過去2か月を振り返る(プログラムを知る前)と
以下の成績です。
トレード回数  64回
勝敗数     28勝27敗8分け
勝率      43.7%
平均損益率  1.51
損切を適切に行うと損益率が上がりそうです。
ただ、やはり今日もまた危なく
損切失敗しそうになりました。
ロスカットポイントを寄り付きで
大幅に下回ってしまったのです。
いかに損切が大事かを頭では理解は
したつもりでも心の中では動揺します。
結局損切できましたが、
自分にとっては大きな成長です。
(以下省略)
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これからどんどん、報告をしてきてください。
せっかくお金と時間を使って
学んでいるわけですから、
学びも深いものにして
いただきたく思います。
> 過去2か月を振り返る(プログラムを知る前)と以下の成績です。
> トレード回数  64回
> 勝敗数     28勝27敗8分け
> 勝率      43.7%
> 平均損益率  1.51
> 損切を適切に行うと損益率が上がりそうです。
 
損益率を改善させれば、口座残高は増えそうですね。
もう一点は、利益を伸ばすことも
頭の片隅に置いてみてください。
「損小利大」です。
これは、第9回 「THE利食い」で解説します。
 
焦点を当てていないということは、
存在していないのと同じことを意味します。
私は、子供のころから応援しているので、
広島カープの大ファンです。
特にこの2年、まともな野球が
できるようになったので、
楽しくて仕方ありません。
20年ぶりぐらいの感覚です(笑)
カープの選手に限っては、
顔と名前はわかります。
今、契約更改の時期ですが、
「誰がいくらぐらいの契約を結ぶのか」
なども、大変興味を持ってみているところです。
カープの選手は安いです。
私のほうが多いかもしれません(笑)
カープの選手のことはよくわかりますが、
同じプロ野球でも他球団の選手となると、
詳しくないんです。
 
焦点が当たってないからです。
野球選手としては
存在していることは当然ですが、
私の中では存在してないのと
同じことになるわけです。
T様のお便りの中にも、
大変な改善のヒントが隠れています。
 
> いかに損切が大事かを頭では理解は
> したつもりでも心の中では動揺します。
どの投資本を開いても、
「損切りは大事」と書いてあります。
つまり、
勉強熱心な方であれば、
そのぐらいのことは常識の範疇として、
初歩の知識として聞き流していることが多いです。
認識していないとは言いませんが、
塩漬け株を作っているようでは
認識していないと同じことになるわけです。
なかなかうまく稼げない人は、
「稼ぐこと」にばかり意識を集中します。
自然なことだし、当然のことです。
儲けるためにトレードをやってるんですから。
 
でも、
儲ける前に資金を減らさないことが、
トータルで儲かるためには、
何よりも重要になります。
資金を大きく減らせば、
動揺し気持ちがブレます。
一発逆転を狙い、
無理な勝負を仕掛けてしまい、
ますます資金を減らすことになります。
そのうち口座を開くことさえしなくなり、
神に祈り始めます。
儲けるためにやっているのに、
なかなか儲からない・・・。
自分の目指す方向と、
行動して得られた結果には
落差が生じることになります。
これでは、モチベーションも続きませんし、
成長も実感できないので面白くありません。
このような状態で、
儲かるわけがありません。
では、
『強い投資家になるためにどうすればいいのか?』
まず、儲けようとする前に、
資金を大きく減らさないことを
目標にすることです。
こうすれば、
目指す目標が近くにあるので、
目的達成しやすくなります。
無理のない目標を持っているので
達成し、自信がつきます。
自信が付けば、次にある目標を定め、
その目標をクリアするために、
前進することができます。
目の前にある課題を少しずつクリアした、
その先にあるもの。
それこそが、私たちが目指すべきところです。