一度でもいいから、
死ぬほどチャートと
向き合ったらどうだろうか?
 
お金を自分のところにたぐり寄せる。
相場参加者全員が同じことを考えるなか、
他の奴らを出し抜いて自分だけは儲ける。
トレードとはそういう仕事。
見えない相手と真剣勝負だ。
損切りを必要経費とし、
経費以上の利益を得なければ
儲けにならない。
儲からなかったら、会社なら倒産。
個人なら破産。
これは立派な事業だ。
一人でやっているが、
あなたは資本家であり実業家だ。
一度でいいから、
死ぬほどチャートと向き合ってみろ。
チャートを見続け、
反吐が出るほど考えてみろ。
現状分析をありとあらゆる角度から行い、
チャートが動いた根拠を、そして、
その時に感じた感情を記録し続けてみろ。
参考図書として紹介した本を、
根っこの部分から理解できるまで読み返し、
著者の言いたいことを行間からも感じてみろ。
やがて見えなかったものが
見える瞬間が訪れる。
どこで仕掛け、どこで手仕舞うか。
わかる瞬間が必ず来る。
見えないんだから、今は苦しい。
しかし、苦しんだ先にしか
見えてこないものもある。
本気で甲子園に行きたいと切望する球児が、
1000本ノックを適当にやるか?
今日の練習分を、やっつけ仕事的にこなすか?
ユニホームが汚れるからと、
飛び込んで捕球することを拒むか?
今日はお腹減ったと、練習を休むか?
本気の高校球児は、
死ぬほど本気で練習をするはずだ。
あなたは遊びでなく、
本気で事業をやっている。
あなたは資本家であり実業家だから、
儲けなくてはいけないし、
稼がなくてはいけない。
トレードごっこじゃないんだから、
稼いで当たり前。
稼いだお金で、
周りの人を豊かにしなければならない。
稼いだお金で、
喜んでもらう事をしなければならない。
 
私は、
ある受講者様の返信を拝見し
心が動いた。
こんなに真剣にチャートと
向き合える人がいるんだと思った。
資本家であり実業家であるなら、
このぐらい当たり前なのかもしれない
・・・と。
 
あの本の中に、光るフレーズを見つけた。
「人は自分が人生に与えた分だけしか、
 人生から得ることはできない。
 今日蒔いた分だけしか、
 明日刈り取ることはできないのだ
 私は苦痛が好きだ。
 苦痛は人を考えさせるから。
 考えることは人に知恵を与える。
 知識と知恵は穏やかな人生を送るためのカギだ。
 人生とは自分でつくるものなのだ」
 
ある受講者様のチャートノックの解答を、
是非ともご覧いただきたい。
それは、1000本ノックの40本目で紹介します。
それまでに、死ぬほどチャートと
向き合ってみて欲しい。
死ぬほど向き合ってみれば、
心に刺さるものが必ずあるはず。
 
参考文献:「あきらめなかった人々」きこ書房