「投資力養成プログラム」のキーワードは『 成長 』です。

無計画に実践経験を積むだけでは成長はできません。
たんに時間が経過するだけでも成長はできません。
途中で投げ出しているようでは尚更成長などできません。
正しい方向性を見据えたうえでモチベーションを保ち、上手くいってないときも歩みを止めない者だけが、自分の 理想とする将来像に向かって成長することができます。
成長を重ねていくと、相場の見方が変わるという経験をすることになります。
いままでなんとなく眺めていたチャートや指標が、自分に
とって価値のある輝きを放ちだすようになります。
いままで気付きもしなかったものが、はっきりと意味のある
ものとして気付けるようになります。
そのような経験は相場に限らず、学業や本業や趣味の世界でも頑張ってきた人なら何度となく体験しているはずです。
相場に関する「成長」のステップについては本編で解説している通りなので、【臨時便】では本編では言い足らなかったポイントを解説していくことにします。
 

  • 正しい方向性を見据え続ける。
  • モチベーションを保ち続ける。
  • 常に歩みを止めないため。

成長を加速するための補助エンジンになればと思います。
 

■ 忘れるということ

さて、よくいただく質問のうち「相場日誌が続かない」「チャートノックが続けられない」というものがあります。続ける、続けないでは成長具合に大きな違いが出ることは、本編で再三再四申し上げていることです。
トレードの内容やその時の感情など、すべて覚えていればいいですけど、なかなかそういうわけにはいきません。特にやられたときの売買などは、あとあと価値が出てくるのに、やられたときに限って忘れてしまう人は多いと思います。
 
基本的に人間は忘却の生き物であるということです。
例えば、一週間前の晩御飯を思い出せるか?と聞かれたとき、答えられますか?
新しい年を迎えて50日が経過します。元旦に新年の目標を立てた人も多いと思いすが、その目標をスラスラ言えますか?
言えないと思います。
 
次は忘却曲線の実験結果です。
20分後には、42%を忘却し、58%を覚えていた。
1時間後には、56%を忘却し、44%を覚えていた。
1日後には、74%を忘却し、26%を覚えていた。
1週間後には、77%を忘却し、23%を覚えていた。
1ヶ月後には、79%を忘却し、21%を覚えていた。
(出典:ウィキペディア)
せっかく記憶したことでも、一か月もたてば8割忘れてしまうわけです。覚えたことが大事なことだったら、どう考えてももったいないことです。
トレード中や、テレビや本、ブログを見ている時でも、「あっ、これいいな」とか「ここ、大事だ」とか、ヒラメキが走ることがあると思います。しかし、そのひらめいたことなどは5分も経てば、ほぼ確実に忘れ去っていると思います。
これももったいない話です。
そのヒラメキをブラッシュアップしていけば、新たな武器として使えるようになるかもしれないのに、きれいさっぱり忘れ去ってしまうのは、発展の可能性の芽を摘み取っていることと同じです。
もったいない。
もったいない。
実にもったいない(笑
だからこそですが、なんとか手帳術とか、メモ術とか、東大のノート術とかのたぐいの本が多く出回ることになるわけです。
しかし、どうでしょう。
今までいろんな本を読んだり、工夫をしたりされたと思いますが、自分にフィットするものが見つかりましたか?
これならできると思って始めたものの一週間で挫折したとか、「始めたけど、結果めんどくせー」ということで投げ出したりしてませんか?私はさんざんそういう経験をしてきました。
本気で日誌を付けようと気合いを入れて高級ノートを買ってきたり、いろんな色のペンを買いそろえたり、カテゴリーごとにノートを用意したり、フランクリンプランナーを使ってみたりやめてみたり。
いろんな挫折の経験があります。
他の人に聞いてみても、このような悩みは共通のようです。
そこで、その悩みを解決できるだけでなく、自分オリジナルの
相場必勝奥義にも変化させられる書籍を紹介します。
 

たったの1470円で悩みを解決できます。
ルールが3つしかなく、小学生にもわかる超簡単なものです。
シンプルであり応用範囲が広く、簡単な利用方法から、 工夫ひとつで相場日誌にも活用できますし応用発展していけば、 自分オリジナルの「相場必勝奥義」にも変化します。何よりもいいのは、「ひらめきを確実に書き留められる」こと。
普通なら1分後には忘れ去ってしまうヒラメキを記録しておくことで、後々に黄金の売買ルールに発展する可能性も出てくるわけです。
100円ノート「超」メモ術 東洋経済 では、「超」メモ術のルールから、のこルールの開発秘話、100円超スピードノートの作り方から使い方までを丁寧でわかりやすくシンプルに教えてくれています。
そして149ページからは実践編として、いくつかの業種のメモ術の応用編が書かれています。
このルールをそっくりそのまま使うのではなく、相場日誌として 自分なりに工夫を加え、継続して記録することに主眼を置いて 読むことをお勧めします。
 
日誌は続ければ続けるだけ新たな発見がありますし、続ければ確実に自分の身にもなります。
「チャートノックも相場日誌も、始めたけど三日で投げ出した」 と言っているようでは、いつまでたっても普通の領域から 抜け出すことはできません。
ピラミッドの最下層に居続ける限り社会の歯車から抜け出すことは できないということです。
しかし、普通から抜け出すべく着実に歩み続ければ、自分の理想 とする将来像にたどり着けないはずはありません。
 
相場で勝つことなんて目的にしていてはいけません。理想の将来像を実現するための手段の一つが「相場で勝つこと」ですから時間を無駄に使っている暇はありませんね。相場日誌を投げ出した人も、チャートノックをあきらめた人も、これから継続するきっかけになれば幸いです(微笑