「1億円稼ぎます」
とか、
「5億円は欲しいです」とか、
「専業投資家になります」とか・・・

威勢のいい事を言う人は多い。
それが悪いと言うわけではない。
むしろ夢が大きくて大変いい事だと思う。
しかし、・・・。
小学三年生が将来、
「プロ野球選手になります」
とか、
「サッカー選手になりたいです」
と言っているのと変わらない。
小学三年生なら、
「そうなんだ、頑張れよ」と言えるが、
いい大人にはかける言葉を選ばないといけない。
ある受講者に教えてあげたことがある。
「本気で稼ぐようになりたいんです。
どうしたらいいですか?
これから、師匠と呼ばせてもらいますから、
どうか厳しく指導してください」
と言ってくるもんだから、教えてあげた。
・投資力養成プログラムのテキストを10回読みなさい。
・これまでに紹介した本を、それぞれ10回読みなさい。
・特別実践レポートが30冊以上あるから、それぞれ10回読みなさい。
・チャートノックを1日に10本やりなさい。
まずは、これを1ヶ月でやってください。
次の月。
・投資力養成プログラムのテキストを10回読みなさい。
・これまでに紹介した本を、それぞれ10回読みなさい。
・実践投資レポートが30冊以上あるものを10回読みなさい。
・チャートノックを1日に10本やりなさい。
・これまでの失敗トレードを3回は見直しなさい。
・今回は、テキスト、書籍に書いていない行間の部分も含めて読みなさい。
次の月も、そして次の月も繰り返してください。
3年のうちに大成功できるだけの
基礎体力がつくはずです。
年収1億円稼ぐならこれだけやって下さい。
と、教えてあげたが、
「頑張ります。師匠。笑」と笑われた。
冗談でも言ってると思ったのだろう。
本業の整体の仕事が忙しくなったとかで、
結局フェードアウトしていった。
整体の仕事は、体力を使って疲れるし、
そんなに儲からないけど、
そこそこ生活できてるんだから、
「まぁ、いっか」ということなんだろう。
先生だの、師匠だのとすり寄って
可愛がってもらってれば、
儲かり銘柄情報のお裾分けを貰えて、
いい思いができるかもしれん・・・
という魂胆が丸見えだ。
整体屋の例が特殊なのではなく、
そういうケースの人が圧倒的に多い。
結局、苦労して・・・、
勉強して・・・、
目の前にある壁を突破して、
1億円だ、5億円だを稼ぐより、
目の前の生活を優先し、
まあまあの暮らしができれば、
それでいい。
資本主義のピラミッドを思い出して欲しい。
まあまあなんて最下層の人達だ。
取り敢えず飯が食えるんだから、
しんどい思いなどしたくない。
苦労するぐらいなら、他にもたくさん
最下層の人がいるんだし
まあまあで満足しておこう・・・となる。
そして、次のような事を言い出す始末。
「お金、お金って、金の亡者じゃねーか。幸せはお金じゃねーんだぞ」
「お前のところじゃ稼げねーじゃねーか。詐欺師だろ」
「お金持ちなんて、どうせ悪いことしてお金持ちになったに違いない」
自分ができないことを正当化するために
必死になる(笑)
これは、行動心理学で言うところの
認知的不協和だ。
詐欺師はそういうこころの隙に
入り込んでくるのがうまい。
まあまあでいいなら、
最初から1億欲しいとか言わないこった。
・投資力養成プログラムのテキストを10回読みなさい。
・これまでに紹介した本を、それぞれ10回読みなさい。
・特別実践レポートが30冊以上あるから、それぞれ10回読みなさい。
・チャートノックを1日に10本やりなさい。
確かに楽ではない。
しかし、今、頑張っておけば
将来自由が手に入る。
最高の人生が手に入る。
まず、最高の人生を選ぶと
決めたらどうだろう。
手に入れるまで、
がむしゃらに頑張ると
決めたらどうだろう。
眠いだ、辛いだ、時間が無いだ、
忙しいだ、理解力が無いだと、
言い訳するのをやめたらどうだろう。
言い訳なんて、誰も聞いちゃいない。
頑張らなくて済むための、
自分への慰めにしか過ぎない。
1億とか5億とか最高の人生を選びたいなら、
やるべき事をやったどう?
という話し。