1を言ったら10を理解する

和歌山県のYさんから

≪トータルの損益と利益率≫
総売買回数:25回(勝ち数18回 負け数4回 同値撤退3回)
利益:2,185,300円
損失:240,500円
勝率72%
利益の平均額:2,185,300円÷18=121,405円
損失の平均額:240,500円÷4=60,125円
平均損益額:2,185,300-240,500=1,944,800÷25=77,792円
平均損益率:121,405÷60,125=2
元金:14,562,500円
利益1,944,800円
利益率:13.3%
期間:2013/1/23~2016/4/4


【ここまでの気付きと、これから】


私はチャートに従っていると思っていても、
あとで考えてみると、自分の期待が
入っていたことが何度もありました。
チャートに従って上昇トレンドに
乗り続けるということは、単純ではない
ということが分かりました。

全体を見て、レンジ相場でも底堅いと判断すれば、
上にブレイクした時に乗り遅れないように
底からの反発を確認して、エントリーを検討する。
いつでもチャンスをものにできるように
チャートを見ることに
集中しなければいけないと思います。

底の捉え方、天井の捉え方、
天底を狙うわけではないけれども、
反発を捉えられるようにしていきたいと思います。

買いの根拠が揃っても、
損切を恐れてエントリーしなければ、
チャンスをものにはできない。

両建てをするのかTSで様子を見るのか、
利確をするのか、両建てもどこで外すのかを
間違えると、かなりの損失になる。

外すタイミングまで検討しておかなければいけない。
TSの引き上げは、全体を見ることも
忘れずに、引上げる。

脳味噌から汗をかくぐらい悩むことも大切ですし、
あまり深く考えすぎても乗り続けることが難しくなる。

習うより、慣れよう。
ですね。映画「日日是好日」のおかげです。

主人公が1ヶ月の夏休みの後のお点前で、
自然に手が動く場面がありました。
緊張感がなく、無の状態。

掛け軸から滝の風景が見え、音が聞こえるのは、
その掛け軸を選んだ先生の思いを
受け取ることができていると考えられます。

主人公はいとこと違って不器用な生き方ですが、
決してそれが悪いわけではなく、深いと思います。

より深いところを掴める人生だと思います。
映画全体を観終わって、住川さんの
深い根っこの部分のメッセージも
伝わってきた感じです。

どこかに余裕があるとうまくいくことが
多いと感じます。

樹木希林さんは、20代のころから
不動産投資をされていて、女優さんとして
駄目になっても、不動産収入で何とかなるという
余裕があったとのお話をお聞きしたことがありました。
だからあんなに吹っ切れたような
味わい深い演技ができているのかと
勝手に見てしまいました。

引き続き、チャートに従えるように、
相場参加者の考えが見えるように、
自分の根っこの部分をもっと強化していきます。

ミスや間違いは本当に嫌なものですが、
うまく付き合っていく方向で
進んでいけるようにしていきます。

チャートノックが進まなくなってくる原因の1つは、
自分の未熟さが見えてくることだと感じました。
未熟な部分を感じるということは、
自分の根っこの部分が弱いということが
見え始めたということです。

間違いながら進んで改善しながら進んで、
成長していきます。
自分の感情が入らないように訓練していきます。

今後は、チャートノックをしながら
検証も進められるようにしていきます。


Yさんは本当に熱心に取り組み、
課題も早めに提出してくれるし、
今回紹介したような
気づきの連絡もいただける。

私にとっては、何につまずき、
どんな問題を抱えているかが
手に取るようにわかるんですよ。

だからアドバイスもしやすい。

しかも、5月の課題からは、
その意図するところまで汲み取ってもらい、
1を言ったら10を理解できる能力を
持ち合わせた方です。

こういう人こそ稼ぐようになってもらおうと、
私も力が入ります。