５月半ばから参加いただいた
Ｆ様からのお便りです。
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私が投資を始めたのは２６歳のころ（現在４７歳です）
に電話の勧誘で商品先物の取引からです。
セールスマンの誘導されるまま160万の損失を被り
それまで貯めていた貯金も使い果たし
総資産が９万円にまで陥ったことで目が覚め、
いわゆる退場をさせられました。
３５歳のころに株式スクールに通い、
業績の見方や、トレンドラインの引き方、
エントリーの仕方などを勉強しましたが、
運悪くもう少しで卒業といったところで転勤が決まり、
スクールに通うことができず。
中途半端になってしまったことと、
転勤先での業務が前例のないミッションだったことで
業務に全てを集中しなければならず、
投資を再開することはありませんでした。
（いま思えば、このスクールを卒業して投資を
始めていたら二度目の退場になっていたような
気もします。事実として志を共にして勉強し、
卒業した友人は１年後に退場しました。
原因は資金管理にあったんだなと今ならわかります）
そんな私が再度勉強をし直して投資を軸に
しようと考えたのは、現在の仕事と家族と
離れて暮らさなければならない状況に
耐えられなくなってきたからです。
しかし、家族を養うためには一定の収入が
なければ成り立たないため我慢を続けて
おりましたが、会社（正確には直属の上司）の
理不尽な要求にNoと言えない自分から脱出したいと
考えたからです。
また早期に生活基盤を支えるだけの安定収入を
得る実力をつけることによって子供の成長を
間近で見守ることができると考えたからです。
ボランティアのような社会に貢献するような
大きな目標があるわけではなく、単なる
「逃げ」なのかもしれません。
しかし、私の中では「大切なものを失わないため」
の必死の思いがあります。
これが私の決意です。
（プログラムの表紙の写真が今おかれている
自分の状況にピッタリです。あれはいい絵です。
ひび割れた地面もエスカレーターもその先の光も
ヘルメットも地図もカバンも全てに意味がありますね）
そのために自分の時間
（その多くは会社に搾取されている状態ですが）
のほとんどを投資の再勉強にあてています。
現在は５月末から始めたトレードにおいて
２勝７敗と勝率は３割にも満たない結果ですが、
損切り２０万に対して含み益が８０万といった状況です。
お教えいただいたとおりに相場日誌をつけることで
７敗の銘柄からエントリーのタイミングの反省や
狼狽売りの反省ができ、住川さまのおっしゃる
「宝」になるような気がしています。
（途中省略）
なにより、文面の多くにある動機付けに
深く感銘します。
（以下省略）
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大変丁寧で気持ちのこもったお便りをいただき、
こちらも気が引き締まる思いです。
私の場合は、先物の入社１〜２年ぐらいの
営業マンが訪ねてきました。
「社長さん、自分のボーナスを作りませんか？」と。
それで、追証追証で１０００万を超えるほどいかれました。
生きた心地はしませんでした（笑）
青い営業マンにまんまとはめられたと思うと
悔しくて仕方ありませんでした。
> 会社（正確には直属の上司）の
> 理不尽な要求にNoと言えない自分から脱出したいと
> 考えたからです。
会社に盾突けないことをいいことに、
理不尽な要求を耐え忍んで
こなさなければならない気持ちはよくわかります。
でも、しっかりした財産を持ち
別の角度から収入を得ることができるならば、
理不尽な要求にもＮｏを突きつけることが
できるはずです。
ぜひ頑張っていただきたいと思います。
投資力をつけるということは、
場所を選ばずにお金が得られることになります。
山の中だろうと、海辺の家だろうと、
海外だろうと、ネットが接続できさえすれば
いいわけですからね。
ぜひお子さんの大事な時期を
一緒に過ごしてあげてください。
> お教えいただいたとおりに相場日誌をつけることで
> ７敗の銘柄からエントリーのタイミングの反省や
> 狼狽売りの反省ができ、住川さまのおっしゃる
> 「宝」になるような気がしています。
今年前半は、右肩上がりの楽な相場付きでした。
これからは、上下の振幅の大きい
少々難しい時期になりそうな気がします。
しっかり資金管理だけは
していただきたいと思います。
